【2017東日本空手道選手権大会 兼 2017第25回全関東空手道選手権大会(一般選手権・体重無差別)多田将太朗選手が第3位入賞!】

■2017第25回全関東空手道選手権大会 兼 2017東日本空手道選手権大会【一般選手権・無差別級】

第3位 

多田将太朗【城西世田谷東支部・東大和道場】

◼︎2017年7月17日(月)東京・墨田区総合体育館にて【2017第25回全関東空手道選手権大会 兼 2017東日本空手道選手権大会】が開催された。



過去に行われていた全関東大会と同時に開催される初大会となった。 

注目の【第25回全関東空手道選手権大会・一般選手権男子・無差別級】トーナメント…

今大会には、2016年の秋季関東大会【中量級・重量級】の秋季関東大会王者達 (多田選手を含む)【2013第30回全日本ウエイト制大会・軽量級王者】の参戦と…今後を担う有望な若手選手達が多数エントリーしていた。

そんな中…昨年秋に行われた【2016秋季関東大会・中量級優勝】【2016第48回全日本大会・無差別級ベスト32】の実績を積み重ねて、現在…極真会館の若手のホープの一人としても期待の掛かる多田将太朗選手(城西世田谷東支部・東大和道場)が優勝候補の一角として、トーナメントに配置されていた。

今大会に向けて掲げてきた【テーマ】を、ひたすら日々の稽古の中で遂行する多田将太朗選手。

2017年6月に行われた【第34回全日本ウエイト制大会・中量級-80キロ級】では、ベスト4の入賞以上を最低ラインとして、優勝を目指しながらも…2回戦での無念の敗退となってしまう。(本戦2-0)(延長戦1-3で判定敗退)

掲げていた目標には程遠い段階での敗退に悔しさと虚脱感を味わいながらも…試合数日後からは直ぐに道場稽古に復帰していた。

次の目標を…2017年の秋に行われる【第49回全日本空手道選手権大会・無差別級】へと狙いを定めて気持ちを切り替える。 

体重無差別で行われる 2017第49回全日本大会に向かうにあたり、体重無差別の全日本大会、全日本ウエイト制大会に続く、大きな大会として位置付けをされてきた中で25回目を迎える【全関東空手道選手権大会】への出場を決めて、6月からの短期間での新たな大会へと挑む事となった。

6月の第34回全日本ウエイト制大会での敗戦を元に…冷静に分析を繰り返した。

【次に何が必要か】【何が足りていなかったのか】【全日本ウエイト制大会での戦いを通じて何を感じたのか】

日々の稽古の中で、全てを融合させながら…一ヶ月の間での自信を積み重ねていく。

【前回の試合とはここが違う…これが変わっている】

それを自信にする事をテーマとして、日々の稽古を繰り返していた。 

気付くと 一ヶ月間の間に…体重は73キロから75キロへと増えていた。 

日々の稽古でのウエイトトレーニングの内容にも、少しの変化を付け足しながらも 厳しい追い込み稽古を繰り返す。

組手稽古では…確かな変化を見せてパワーアップと打たれ強さを増しながらも、稽古後には時に血尿が伴う中での…2分×40ラウンドにも及ぶ激しい組手稽古を一度の稽古の中で繰り返してきていた。

相手の攻撃を当てさせない技術をベースに、パワーアップした空手に【得意とする上段の蹴り技】にも更なる磨きを掛けながら…

その全てが底上げされていた。

迎えた第25回全関東大会での1回戦はシード。(多田選手の初戦は2回戦からとなる)

緻密な戦略と組手技術、パワーアップした空手と、速射砲のごとく繰り出される激しい組手を武器に、初戦を危なげ無い圧倒的な判定勝利を納める。(本戦5-0優勢勝ち)

続く準々決勝戦は 2016神奈川県大会・軽量級王者を相手に磐石の判定勝利。(本戦3-0優勢勝ち)

パワーアップした空手に加えて、試合の駆け引きにも更なる磨きを掛けながら挑んだ中で、今大会の最大の山場となる…2016秋季関東大会(重量級王者)との準決勝戦を迎える。


身長182センチ・体重130キロの 星龍之介選手(本部直轄草加)と対峙する。 

中盤までは一進一退の互角の試合展開で後半の勝負どころを迎える。 

抜群のステップワークで縦横無尽に試合場を駈け回りながらも、進化した空手を武器に必死に粘るもの…星選手のパワーの組手の前に…惜しくも本戦判定敗退となる。

反対側のブロックを勝ち抜いていた【第30回全日本ウエイト制大会 軽量級王者】原田祐光選手(本部直轄松戸)の準決勝戦後の、第3位決定戦では…原田選手のドクターストップにより…多田選手の不戦勝となる。(第25回全関東大会 第3位が確定)


【写真=第25回全関東空手道選手権大会ベスト4強選手】

【戦う現役東大生】と称され…空手関係者とメディアからの注目を浴びる多田将太朗選手。 


毎試合ごとに変化を繰り返す、緻密な組手スタイルと底知れないポテンシャルの高さ。

2017年の秋に体重無差別で行われる【第49回全日本空手道選手権大会】では、無差別の全日本大会入賞となる【ベスト8進出】を視野に…現在も日々の厳しい稽古に励んでいる。

多田将太朗選手【城西世田谷東支部・東大和道場】の今後の活躍に更なる注目と期待が寄せられる事となる。

2017第25回全関東空手道選手権大会 兼 2017東日本空手道選手権大会(一般選手権・無差別級)



第3位 



多田将太朗【城西世田谷東支部・東大和道場】