極真空手 東大和道場 土曜日1。【平石千賀さん】

13:00~14:30 パーソナル指導。(平石千賀さん) (土曜日)

あっという間に、時間が過ぎてしまったが、今の彼女の底知れないポテンシャルの高さを感じる事が出来た。

稽古前には、来週の2018国際大会に向けた、彼女のモチベーションを聞いてみた。

『…モチベーションて、何ですか…?』真顔な彼女。

『あぁ…そうか、うん、簡単に解りやすく言うと、今回の国際大会に向けた千賀の、今の【ヤル気】というか【意気込み】みたいな物かな…』

『はぁ…、国際大会は勝ちたいです! (優勝したいのニュアンス)』少し笑顔の彼女。

聞くと、組手試合は基本的に、あまり緊張しないという彼女。

勿論、本当に緊張していない事は無いかとは感じるが、確かに彼女は、本番の試合では日頃の稽古以上の動きを当たり前に発揮してしまう勝負強さがあり、本番向きの選手でもある。

【2017極真祭 全日本青少年空手道選手権大会・5年生女子+35キロ級・準優勝】

そこも彼女の強さの秘訣でもある。

久しぶりの彼女のパーソナル指導だったが、もっともっと…本来の彼女は、更に凄いはずで、そのポテンシャルの高さは、本当に無限の可能性を秘めていると感じられる。

パーソナル稽古後は、2クラスの少年部クラスを稽古したが、意識が高くなり、各蹴り技の鋭さを増していた。

長いリーチを、上手く使いながらの突き技を放ち、今日稽古していた鋭い上段の○○○○○○を、巧みに使い分けていた。

まだまだ眠っている部分が沢山あるが、本来の彼女は、もっと更に凄いと感じる。

小学6年生になったばかりだが、身長は既に、160センチ程はあり、今日の様々な稽古の中で感じた彼女の筋力の強さは、中学1年生の男子程は確実にある。

日頃の稽古で、アップの為にと、拳立て伏せを促すと、何度か合間を入れながらも、きっちりと顎を付けて100回くらいは、飄々とした涼しい表情で、あっという間にこなしてしまう。(200回でも、300回でも同じ様子だと思う)

組手では、鉄壁のディフェンス能力と、長いリーチから繰り出される、破壊力抜群の技の数々。

今後も空手を続けていけたら、永吉美優さんの様な選手へと育っていける可能性があると感じている。

これからが本当に楽しみな逸材の一人でもある。

14:35~17:40 少年部2クラスを指導。(土曜日)