極真空手 東大和道場 日曜日一日。【2018西東京都空手道選手権大会・第16回城西カップ】【生徒達の軌跡】【彼らの今後の目標】

埼玉県飯能市駿河台体育館にて行われた【2018城西カップ・西東京都空手道選手権大会】が終了。


朝8時30分夜7時半までスタッフ手伝いとして試合会場で働いてくれた、石河ローレンス君、佐久間一華さん。(共に中学2年生)

手伝いスタッフが足りていない中、支部からは彼ら2名のみが【手伝いをやらせて下さい】と、手を挙げてくれていた。

【是非、手伝いをしたい】という事で数週間前に本人達からの申し出を受けていた。

立派に働いていてくれていた。 

まだ中学生の彼らだが、とても立派だなと思うし、人手が不足している中で支部としても凄く有り難かった。(彼らは同じ中学に通う同級生)

日頃から彼らを知るだけに嬉しい光景だった。 

仲間達の応援には、平石千賀さん(小学6年生)も来てくれた。 

最近、道場に来る度に笑顔を増している彼女。 

道場や仲間達を大好きな気持ちが伝わって来る。 

彼女が5、6歳の時から空手を教えてきたが、これからも空手や仲間を好きでいて貰えたら嬉しい。 

今日の城西カップでは、加藤遥斗君、煤賀南羽ちゃんが見事に優勝。(共に組手試合での2度目の優勝、太田涼介君が第3位入賞)

煤賀南羽ちゃんは、7月の茨城県大会チャレンジカップ初優勝に続き【2連覇優勝】を成し遂げた。

加藤遥斗君、日頃から直向きに稽古を追い込み積み重ねをしてきた中で見事に優勝を果たした。(彼の優勝も本当に嬉しい…) 

白帯かオレンジ帯の頃に、【組手が嫌だから空手を辞めます】と道場に話しに来た彼を、話をしながら直ぐに辞めさせなかったのだが、あの時に止めなければ今の彼は無かったから。


『遥斗は組手以外の稽古 (走ったり、皆と楽しく稽古をしたり、ミット稽古) は好きか?(彼は頷いた…) そうかなら、組手はしなくていいよ、道場や空手は好きな訳だから、先ずは好きな稽古を一生懸命に続けてごらん』

しばらく話すと彼は納得して、その後はそれまで以上の頑張りで、東大和道場での空手の稽古を続けた。

みるみるうちに強くなり始めた。

小さな体からは想像も付かない頑張りで、倍以上の体重差のある相手にも、勇猛果敢に立ち向かう様になり、昨年は【2017支部内交流試合】で初優勝を遂げた。 

今年2018年、初の関東大会では茶色帯の選手にも前に前にと、あと一歩で勝ちかける素晴らしい試合を演じた。(ラスト10秒、一本敗退)

迎えた今大会での決勝戦、2018支部内交流試合特選クラスの1回戦で、敗退を喫していた対戦相手にリベンジを果たして見事に再び優勝して見せた。

今の彼はもう空手を簡単に辞める心配は感じさせない程に逞しく成長を続けている。(小学5年生) 

【小さな巨人】【無尽蔵のスタミナ】

彼を大好きだし可愛い。

【小よく大を制す】

極真空手が今後の彼の人生で大きな自信になればなと思う。 (以下、写真は優勝した加藤遥斗君)

それは日頃、必死に頑張っている一人一人へ同じ気持ち。 

そして加藤遥斗君の親友であり先輩でもある荒井翔大郎君。(小学5年生)

彼らはいつも一緒に道場に来る。 

極真空手を通じて、東大和道場で知り合った親友同士でもある。 

荒井翔大郎君は、言わずと知れた実力者であり、今の東大和道場の今後の少年部達の中で、現在の平石千賀さん(小学6年生)に続く、次の核ともなる生徒の一人だと思う。

その才能と空手センスはピカ一で、今後の関東大会、国際大会でも入賞以上を狙える生徒でもある。【2017西東京都大会・第3位】【2018支部内特選クラス・準優勝】

彼の課題も幾つかあるが、道場では常に真面目で優しい性格の彼は、今後も続けていれば後々、必ず大きな華を咲かせる選手となれると感じる。

焦らず継続しているだけで、必ず伸びれるから心配はしていない。 

いつも生徒達に話している事だが【試合場では勝っても負けても全力でやれば良い】

むしろ、もっと大切な事は沢山あり、子供達の一人一人が日々、厳しい稽古を積み重ねているからこそ尚更にこの部分が当てはまると思う。 

今日の皆の頑張りも一人一人が素晴らしかったと思う。 

松川恭士君の成長ぶりも嬉しかったが、彼は勝ち負けよりも、もっと大切な部分が出来る様にもなって来たし、試合場で日々の稽古での成長を感じ取る事が出来た。 

最近の指導の中で、彼には何度も幾つもの話をしていた。 

彼ら皆が良くなれればと思う。

自分自身が、もっともっと深い部分で自分向き合っていたいし常に勉強もしたいし、空手を通じて子供達にも何かしらの良い影響を与えられたらとも思う。

幸せな事だなと思う。

午前・午後の部にて。

日曜日、夜の山田先生の一般部クラスには、星野悠久君、土方蓮斗君が参加したとの事。(共に中学3年生)