極真空手 東大和道場 水曜一日。【短期講習5日目終了】【子供達の成長】

14:00~17:20(短期講習5日目)

飯酒盃龍君、大坪航君、佐久間一華さん、平石千賀さん、星野久遠さん、松川恭士君、松島愛実さん、松島颯汰君、原環奈さん、煤賀南羽さんが参加。(10名)

フィジカル、補強稽古の後は、移動、型稽古。(移動、型稽古には1時間40分間を割いた) (合計3時間の稽古となった)

平安1~5までを反復稽古と、全ての型の分解説明を指導しながら。

大坪航君、飯酒盃龍君、平石千賀さん、佐久間一華さんには、御互いを使って分解説明を皆の前でして貰いながら。(御互いに確認をしながら)

彼らはこの5日間で、様々な型の分解の意味を理解してくれた。

上級型は【三戦】【突きの型】【撃砕大】【最破】【転掌】等を行った。

初級型は【太極1~3】【足技太極1~3】等。

移動稽古は9級~2級審査までの内容を反復しながら。(少年部・一般部審査内容)

中学生以上の緑茶・茶色帯については、どうあるべきか、少年部と一般部の違い、参加者の現時点での実力と課題を、様々な角度から分析しながら一人一人に話をしてきた。

帯に見合う空手の実力と人間性を身に付けていかなければいけないという事を、大坪航君、飯酒盃龍君、佐久間一華さん、平石千賀さんに話をしながら。

組手が強いのは当たり前、組手の試合実績が秀でているだけでも勿論ダメで。

彼らには、細かく説明をしながら話をしながら。

【ただ優しいだけでもダメだよ】と。

【きちんと色々な事を理解していないといけないし、自分の気持ちを、きちんと相手に伝わる様に、大きな声を発して物事をしっかり話せる様にならなければいけない】

そんな話をしながら。

道場での立ち振舞い、空手の稽古への取り組み方は、彼らの日常や学校生活にも必ず繋がってくるはずで、上級者になれたのであれば、少年部でも中学生でも尚更に理解をしていかなければいけないと思う。

彼らに話をする度に、自分自身にも常に言い聞かせている部分もあるが、未熟なだけに、非情に苦しさを伴う事が沢山あったりもする…

大人になる程に、簡単では無くなる部分が沢山あるから。

いつまで経っても、前後が何も繋がらなくて、いつまでも…全く同じ話ししかしない大人も沢山いる。

子供達は純粋なだけに、そうならないでいて貰いたいし、今の純粋な気持ちに空手を通じて、感受性豊かな、強く優しく、賢い人間になって貰いたいなと思いながら、彼らに空手を教えている。

最終日、今日の後半の稽古は受け返し、スパーリング、組手稽古、ミット稽古で終えた。

この5日間で、彼らの沢山の成長を感じ取る事が出来た。

毎年夏には、恒例となっている短期講習でもあるが、普段のクラス稽古とはやはり様々な部分が実際に異なる物でもある。

稽古内容も短期講習のコンセプトも、普段のクラス稽古とは全く別物だからだ。

この5日間で、皆の更なる可能性や、良い部分を沢山感じ取る事が出来た。

それが物凄い収穫だと思う。

5日間の短期講習で、彼らは15時間以上を全力で極真空手の稽古に取り組んだ。

東大和道場の短期講習5日間を、無事に終える事が出来た。

暑い中、皆本当によく頑張ってくれたと思う。

稽古後には、子供達が一生懸命に道場を綺麗に掃除をしてくれた。

5日間、みんな本当にお疲れ様でした。

18:00~20:00自主トレ。(ウエイトトレーニング、体幹、ロープトレーニング、補強、シャドー)

明後日から京都入りとなる為、今週やるべき稽古をしながら。

先日、月曜日の選手稽古の疲労が朝から、ありありだったが。

時期なだけに、稽古の内容は慎重にした。

しかし、腹減ったな…

ちょっと飲みたいし。