極真空手 東大和道場 火曜日一日。【少年部クラス】【言葉の重み】【千日をもって初心とし、万日をもって極みとする】

11:00~13:00三茶にて型研修、職員ミーティング。

16:45~19:50少年部2クラスを指導。

今週日曜日の支部内交流試合に向けて。(ディフェンス稽古、受け返し、スパーリング、組手稽古を最初のクラスで)

2クラス目の選手Aクラスでは、徹底的にフィジカル稽古を積み重ねて、最後は更にミット、サンドバックで徹底的に追い込み稽古。

一人一人、本当に物凄い頑張りをしているが、彼らにしたら日々当たり前の様子であり、彼らが怪我をせずに如何に心身共に強くなって貰えるかを、常に考えながら指導をしている。

一つ一つの稽古の全ては、思い付きで何となくやらせている物では無くて、年間を通して一人一人を高めていくつもりで常に行っている。

週に何回、何クラスを稽古に来れているのか、限られた稽古回数の中で、如何に上達させるのか、年間の空手を通しての彼らの心身が、どのくらいに成長しているのかも細かく観察をしている。  

その日の体調や顔色、学年と年齢、実際の空手年数、一人一人の性格を隈無く観察しながら。 

もっと更に深い部分は本当に沢山あるんだけどそれらも指導の中での、ほんの一部分でもある。 

2クラス目の先輩達にも大切な話をしながら。 

彼らが年間を通して、修行年数を通しての物だから、本当に少しずつ少しずつ大切な物が積み重なれば良いなと思う。

空手に関して、空手の指導に関してを書き出して吐き出してしまうと、ブログどころでは全く収まらない。

【せたひがマスター】【レベル3】に到達した雨宮海央君。(小学4年生)

せたひがラリー4枚目をクリアした。(お兄ちゃんの雨宮伶空君(現在中学3年生)よりも早かった。

だけど、お兄ちゃんも少年部の高学年の頃には4枚目をクリアしていた。 

一枚が360回数であり、4枚をクリアという事を考えると、彼らが幼少期間から、一週間、一ヶ月、一年間を通して、極真空手の稽古を如何に沢山こなしているのかが解ると思う。 (1稽古につき、1スタンプを360回×4枚数)


【千日をもって初心とし、万日をもって極みとする】

極真空手において、彼らにも物事を解りやすく説明する事は常だが、色々と理解をすると簡単に試合の技術うんぬんは軽はずみには語れなくなると思う。  

実際にやる者達ですら、簡単に語れない事が余りに有り過ぎる訳で。

【極真空手の修行は、黒帯を取得してから本当の修行の始まりとなる】

こんな言葉をよく耳にするのは、まさにそれだろうと思う。

千日は約3年間程、万日は約30年間なわけだろ

それを考えたら実際に凄く解りやすいと思う。

自分自身が試合場で生徒達に色々言わないのは、実際に自分自身が修行中だからであり、勝負の厳しさや難しさを嫌という程に知っているから。

あとは毎日一年中彼らに空手を通じてではあるもの、彼らを感じながら彼らと接しているからだ。