昨日だったか。(火曜日)
蛹から羽化したカブトムシが、土の中から自力で出て来ていて、羽を広げて籠の中で飛び回っていた。
皆、大騒ぎに。
『臭い!雌なのに、男臭がする…』と、太陽君が興奮ぎみに話す。
『男臭ではないけど、カブトムシの匂いがするだろ? 飛ぶと更に、雌の方が独特な匂いがするんだよ』
そんな会話をした。
促す訳ではなく、彼らは道場に来ると誰かしらが、籠の中のカブトムシの様子を気にする。
しばらくすると、子供達が沢山集まっている。
今日、新たなカブトムシの雄が、土の中から少しだけ頭を出していた。
【こんな感じで、土の中から出て来るんだ…】
不思議な気持ちになった。
立派な雄だった。
毎日、森林も探索しているが、深夜はまだまだ肌寒い。
昆虫パラダイスは、もう少し後だと思うが、多分ぼちぼちだ。