濃密な一日だったなと思える。
なかなか頭が回らず、考えている、感じている思考に対する言葉が見付からずではあったが…
今の自分自身にとっての良い確認をする事が出来た。
実践でないと、解らない部分が本当に沢山あり、生徒達へ日頃、話して指導している空手を、自分自身で体感する事を、今回のテーマの一つにもしていた。
【実践で若い世代達と戦いながら、今の自分を知る事】
【倒されるかも知れない覚悟と、様々なプレッシャーや恐怖に身を投じる事】
それが自分自身の生徒達への、空手の指導に生きるなら、まだまだ試合に出る価値があるだろうと考えて過ごしていた。
優勝したら、もっと胸を張り、別の話を更に沢山、生徒達へ空手を指導しながら、出来るだろうなと考えていた。
最後まで試合を観てくれた生徒達が沢山いた事も本当に嬉しかった。
【絶対に諦めない事、どんな姿になっても、最後まで正々堂々と、やり抜こうと…自分を鼓舞する事は出来たと思う】
怪我もなく無事に試合を終える事が出来た。
諦めず、逃げずに、自分を信じて、やり終えた事への充実感はあるが、ただ…やはり、歯痒さや悔しさも沢山ある。
ルール改定後の実践での、今の極真空手の組手試合の戦いの中で、様々な感覚を感じ取る事が出来た事は、凄く収穫だなと感じていた。(ルール改定前とは…戦いの最中にも、感覚的な部分の変化が、沢山出て来ている事や、自分自身が今のルールに、どの様な部分で、どこまでの対応や適応が出来ているか、今の課題、今後の課題を含めて、様々な事を感じ取れた大会となったのは…本当に大きな価値があったと思う)
自分自身の空手を高める事も勿論だが、今後の生徒達への指導に活かせたらと思う。