2018東日本空手道選手権大会 東大和道場 速報【午前・午後の部】【少年部・中学生】【2018/7/28】

■小学3年生男子+30キロ級

太田涼介の1回戦、横蹴りで技あり優勢勝ち。

続く2回戦、上段廻し蹴りによる技ありを奪われる、必死に打ち合いながら、技ありを取り返しにいくもの、惜しくも本戦判定敗退。

大きな舞台でも日頃の実力を出せる様になってきた。

■小学4年生男子-30キロ級  

雨宮海央の1回戦、パワフルな突き技でボディを効かせて、技ありを奪う、コンビネーションの下段廻し蹴りも強烈。(技ありを含む、本戦判定勝ち)

続く2回戦、強豪選手と激しい打ち合いとなる、やや手数と有効打の差か…(本戦0ー2判定敗退)

抜群の空手センスとパワー、豊富な稽古量もあるだけに、継続しながら更に心身の強さを積み重ねたい。

■小学4年生男子-30キロ級

松川恭士の1回戦、茶色帯の選手との対戦、パワフルな突き技の連打で、ひたすら前に出る、なんと…

茶色帯の選手を相手に本戦3ー0優勢勝ち! 素晴らしい戦いぶりだ。

続く2回戦、国際大会王者との一戦、果敢に挑もうとするもの、上段前蹴り、上段後ろ廻し蹴りによる合わせ一本敗退。

茶色帯の選手を相手に、関東大会での1勝利を獲得した。

■小学4年生男子-30キロ級

久保竜馬の1回戦、緑帯の選手を相手に善戦するもの、転倒させられてからの残心による技ありを奪われて本戦判定敗退。

空手センスも、稽古量もヤル気もある。

継続していたら必ず華が開く様になる。

■小学4年生男子+30キロ級

煤賀瑛心の1回戦、茶色帯の選手と激しい打ち合いとなる…

大善戦、打ち合いは互角、下段廻し蹴りの連打で食い下がるも、惜しい上段による技ありを奪われて、本戦判定敗退。(後半の戦いは五分五分以上だっただけに本当に惜しかった)

確実に強くなっている。

■小学5年生-35キロ級

荒井翔大郎の1回戦はシード、初戦となる2回戦、激しい打ち合いとなる(本戦1ー1引き分け)、延長戦、右上段廻し蹴りによる技ありを奪う。(延長戦3ー0優勢勝ち)

続く3回戦、激しい打ち合いとなるが、後半、押し込まれてしまい…本戦0ー3判定敗退。(対戦相手は今大会の優勝者となる)

実力者なだけに、トップ選手の壁を破りたい所だが、継続していたら必ず結果が出る時が来る。

■小学5年生-35キロ級

加藤遥斗の1回戦、茶色帯の選手を相手に前に前に出ながら、ひたすら追い掛ける。

ラスト20秒程だろうか、このままいけば勝てる…という流れで、対戦相手の中段膝蹴りにより、一本敗退となる。

本当に惜しかったが、確実に強くなっている。

■小学5年生-35キロ級

飯島伊織の1回戦はシード、初戦となる2回戦、積極的に攻める、前に出る。

本戦2ー0優勢勝ち!初出場ながら関東大会での1勝利を獲得。

続く3回戦、前に出ていく瞬間を、一発目のカウンターの上段廻し蹴りを合わされてしまう…果敢に攻め込むもの、更に上段廻し蹴りによる合わせ一本敗退。

気持ちで前に出て攻め込む姿も凄く良かった。

■小学5年生女子+35キロ級

星野久遠の1回戦、茶色帯の選手と一進一退の激しい打ち合いとなる、後ろ廻し蹴りを何度も繰り出す。

一歩も引かない素晴らしい戦いぶりだが、少しのパワーの印象か…

惜しくも本戦0ー3判定敗退。

しかし、確実に強くなっている。

■小学6年生女子+40キロ級

平石千賀の1回戦、積極的に前に出ていく、ひたすら攻める、強烈な中段膝蹴りで対戦相手のボディを抉り、確実に効かせる、上段膝蹴り、中段廻し蹴りで更に攻め込む。(パワー、スピードがアップしている)

本戦3ー0優勢勝ち。

続く準決勝戦、4月の国際大会準優勝者の強豪選手との再戦。(国際大会では準決勝戦で敗退を喫している)

激しい打ち合いとなるが、体重差のあるパワーファイターに、正面から打ち合い過ぎてしまったか…

後半のサイドステップは凄く良かった。

本戦0ー3判定敗退。

前回よりも競って来ている。

次は勝てる。

■小学女子6年生+40キロ級

第3位

平石千賀【城西世田谷東支部・東大和道場】

■中学1年生男子-50キロ級

飯酒盃龍の1回戦、茶色帯の強豪選手との対戦、打ち合いとなるが、鋭い膝蹴りの連打で前に前に出られてしまう、必死に応戦するもの、本戦0ー3判定敗退。

稽古量も豊富なだけに、課題としているパワーを身に付けたら必ず変わる。

■中学2・3年生男子-55キロ級

星野悠久の1回戦はシード、初戦となる2回戦、強烈な膝蹴りによる一本勝ち。

続く準々決勝戦、本戦3ー0優勢勝ち。

続く準決勝戦、城西世田谷東支部・狛江道場の選手との同門対決を制する。

延長戦3ー0優勢勝ち。

迎えた決勝戦、今年4月の国際大会での初戦敗退を喫している、国際大会入賞経験者との4度目の対戦。(過去2勝1敗)

激しい打ち合いとなるが、後半、パワーで前に出ていく、明確な差を付けての本戦3ー0優勢勝ち!

関東大会での初優勝となり、初のビッグタイトルを見事に制圧!(今年3月に行われた、2018西東京都大会でも優勝を遂げている)

■中学2・3年生男子-55キロ級

優勝

星野悠久【城西世田谷東支部・東大和道場】

■中学2・3年生男子-55キロ級

石河ローレンスの1回戦はシード、初戦となる2回戦、強豪選手を相手に、課題として来たメンタル強化の部分も磨かれていて、しっかりと戦えていた。

惜しくも上段前蹴りの技ありを奪われての判定敗退となるが、日々の稽古でも、メキメキと実力を付けているだけに、今後の活躍に期待。

■中学生女子+45キロ級

佐久間一華の1回戦、黒帯の強豪選手との対戦。

一進一退の激しい打ち合いとなるが多少、後手になる場面もあったが、ラスト20秒程は、持ち前のパワーで前に出ながら攻撃を纏めたのも凄く良かった。

既に同世代のトップ達と打ち合う、フィジカルの強さは十分にあり、豊富な稽古量から来る強さを感じる。

衰えを知らない空手への情熱もあり、物凄い勢いで実力を増して来ている部分があり、実践での試合経験を積み重ねていくのみ。

空手経験こそ浅いもの、既に大きく化けそうな予感も漂う。