◾️優勝候補の一角、多田将太朗(城西世田谷東・東大和)の準決勝戦。
第11回全世界大会日本代表選手、山川竜馬選手(東京城北・上板橋)との一戦。
互いに見合う。
先手は山川選手から。
突きから下段廻し蹴りを返していく。
体格とパワーで前に出て来ようとする、山川選手に対して、試合場を広く使いながら手数、足数で応戦する。
中に入りながら、山川選手のボディへと速射砲のごとく纏める、突き技の連打からの下段廻し蹴り、上段廻し蹴りを繰り出す。
凄く良い。
山川選手のパワフルな下段廻し蹴りを、しっかりとカットしながら、有効打を許さない。
本戦半分までは一進一退の互角の試合展開。(手数では確実に上回る)
ラスト1分、山川選手が更に圧力を掛けながら、突きの打ち合いから両手押しのテクニックを織り交ぜながら、多田選手を体ごと場外へと数回押し出す。
必死に技を返していく。
最後の最後まで必死に打ち合い、起死回生を狙う、鋭い右の内廻し蹴りを繰り出す。
技ありを奪いたいところだが、惜しくも時間切れにより本戦が終了。(本戦3分間)
本戦0−5判定敗退。
大善戦となるもの本当に良い試合だった。
次は第3位決定戦。
現在ベスト4。