正道会館選手との試合について。【覚悟】

正道会館のトップ選手の板谷泰志 選手との一戦について綴らせて頂きたいと思います。

第32回 極真会館 全日本ウエイト制大会の軽重量級【80〜90キロ級】で自分の初戦の対戦相手としてトーナメントに組み込まれていたのが正道会館の板谷泰志 選手でした。

板谷選手は2014年の正道会館の9月の全日本大会でも準優勝をされていて、過去には正道会館の全日本ウエイト制大会の軽重量級(80キロ〜90キロ級)のカテゴリーでも連覇を重ねられていた選手です。

極真会館の第22回全日本ウエイト制大会の軽重量級において、並みいる極真の猛者達を退けて、その大会での決勝戦では、極真の木立選手によって止められ、準優勝を納めていた他流派の強豪選手でした。

他流派の選手による極真の決勝戦進出で、あわや極真の全日本クラスの【優勝】受け渡しかと危ぶまれた大会でもありました。

板谷選手は極真空手の関係者の間では、誰もが認知している正道会館のトップであり、看板選手の一人です。

今から10年前。

極真会館の第22回全日本ウエイト制大会。

板谷選手を決勝戦で止めた極真の木立選手と戦って、準々決勝戦で自分は敗れました。

延長戦での0-4でした。

結果はベスト8。

自分の初戦は、後の第10回全世界大会第3位になるロシアの強豪、ゴデルジ・カパナーゼ選手との対戦でした。

死に物狂いで戦い、再延長戦を5-0で制しました。

その後の2回戦を勝ち上がり、3回戦は日本代表の野加久詞 選手を延長戦で破り、木立選手との対戦まで辿り着いた大会でもありました。

当時の自分は29歳でした。

スタミナやパワー、肉体的な強さは、おそらく、人生で一番のピークの時期だったかも知れません。

それでも実際に戦い、極真のレジェンドでもある木立選手を崩せませんでした。(延長戦0-4敗退)

その時の大会の準優勝者が正道会館の板谷選手でした。

当時のベスト8の選手の中で、自分が一番当たりたくないと感じていた選手でもありました。

身長186センチ、体重は90キロ。

板谷選手は当時の極真の全日本ウエイト制王者や、日本代表選手達を上段膝蹴りと、左右の廻し蹴りで次々に倒して決勝戦まで勝ち上がった選手でした。

ずっと戦いたくない相手でもあり、現役の間は戦わないかなと秘かに考えていました。

今回のトーナメントを観た時に…

【もう、ロシアと正道の選手を俺に最初に当てるのを良い加減にしてくれよ…】

と呆れながらも【もうこの際、何でも良いか】と半分以上、開き直れました。

過去に2分の試合時間の間に強豪を薙ぎ倒してきた板谷選手の左右の上段膝蹴りで俺も倒されるのか…

試合前には色々な不安とプレッシャーがありました。

ただ、自分は正道会館や、ロシアのトップ選手達を実際に沢山、試合でも止めてきた。

そう考えたら、そういう意味では今回もあまり恐く無かったです。

極真の世界大会のトップに行くようなロシアのトップ選手達と、ことごとく戦ってきた経験を考えると正直、日本人に恐さは感じなかった。

【強さ、恐さ】

この部分は日本人と海外のトップ選手とはまるで異なります。

自分は過去に、大した成績を納めてはいませんので不甲斐ない限りではありますが、戦いにおいてのその部分は実際に感じています。

様々な長年の経験と思いが交差した板谷選手との初戦からの対決になりました。

自分が掲げていた今回のテーマは。

【昔のように、ひたすら前に出て仕掛ける】

【ただの玉砕ではなくても、自分から攻め続ける】

この2点に絞りました。

【玉砕】【猪突猛進】【相手の出方を観ながら攻める】

この3つはやらないと決めて挑みました。

覚悟は決めていました。

関係者の誰もが…【金久保は板谷には勝てないな…】と感じていたかも知れないですし、最初から何も期待もされていなかったかも知れません。

それくらいにネームバリューが違い過ぎてはいた。

実際に初戦で、簡単に勝たせてくれる対戦相手ではありません。

ただ【俺も極真にまだ期待される部分が多少なりともあるなら、やってやろう…】と考えていました。

事前の骨折の怪我もあり、当日はテーピングと局部麻酔をして挑みました。

試合当日も今も【ぼりぼり骨が動く様子はあります】

ただ、それは試合の勝ち負けには関係ないんです。

選手達は時に皆、何処かしらを痛めて挑むのが試合でもあります。

試合2日前に【この状態で板谷選手と初戦か…棄権したいな…】と考えていました。

気付いたら朝のアップを終えて試合会場にいました。

骨折の診断書を用意して、メディカルで他の選手達に隠れてテーピングを施して貰いました。

試合前には稀にある事でもあるので、そんなに気にはなりませんでした。

今回の怪我とは別ではありますが【死んでも仕方がない】

過去にも、この覚悟で常に空手の試合へ挑んできました。

実際に自分は過去に命を落とし掛け、一生空手は無理だとも言われた事もある中で懲りずに今に到るので、ある程度の覚悟は人よりはあるつもりです。

今大会…初戦で舞台に上がる直前に…

田口支部長が本部席から自分の所へ来て下さりました。

『死ぬ気でいけ…何も考えるな!』

その言葉で、自分も目の色が変わるのを感じました。

【死ぬ気で攻める】

覚悟を決めて舞台に上がりました。

…試合後に舞台下で、次の対戦相手を観察する自分の元に板谷選手が挨拶に来てくれました。

自分としては、偉大な選手に対して有り難い気持ちのみでした。

初日を終了後、自分が泊まっていたホテルのエレベーターに乗り一階に降りると…

扉が開き、たまたま目の前に板谷選手がいました。

『まさか、ここで会うなんて不思議ですね…』

と言われました。

自分も何を話したら良いか解らず『いま、帰りですか?』

ホテルへ今、帰って来たのかを聞いたつもりでした。

『明日までいます』と、笑顔で言われました。

自分よりも3つ年齢の若い板谷選手ですが、普段は本当に優しい清々しい方でした。

命懸けで、対する価値のある素晴らしい対戦相手と戦えた事に本当に感謝しています。

恐くても自分の拳と、長年培ってきた過去の空手を信じた結果でした。

勝てて、大きな声で吠えたい気持ちを抑えながら、舞台の階段を降りました。(少し吠えていたかも知れません)

ロシアの強豪フセイン・エリハノフ選手を破った瞬間の興奮にも似ていた。

現役の間での板谷選手との戦いも燃え盛る魂の一戦となりました。

■永吉美優さん、15〜17歳高校生女子+50キロ級において日本人初の世界大会を制覇する!!【国際大会4度目の優勝を達成】

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2015,4月18日(土)東京千駄ヶ谷の東京体育館で第11回国際青少年空手道選手権大会が開催されました。

【15〜17歳高校生女子+50キロ超級の部】において、当東大和道場の永吉美優さんが1年ぶりの、また昨年の優勝を上回る快挙を見事に成し遂げました。

昨年の京都で行われた15〜17歳の高校生女子無差別の全日本大会で、見事に優勝を達成していた美優さん。

第11回国際青少年空手道選手権大会。

15〜17歳高校生女子 重量級の世界一をかけた戦いとなりました。

このカテゴリーでは過去には日本人の高校生女子選手が優勝した事がありませんでした。

昨年秋には、16歳(高校1年生)ながらに関東大会一般女子選手権にも出場しました。

一般重量級のトップ選手達とも、遜色のない見事な打ち合いを演じて準優勝に輝きました。

過去には中学生の3年間を無敗で卒業。【2014秋季関東大会一般選手権での準決勝戦を含め45連勝無敗記録を残してきました】

昨年の一般選手権での敗退を喫するまでの4年間をひた走り続けてきました。

そんな中で新たに迎えた2015年、日本人高校生女子選手初の【国際大会王者】への挑戦。

初戦から決勝戦までの全てを5-0によるフルマークの本戦判定勝利を納めました。

初戦では昨年の高校生関東大会王者を圧倒。

準々決勝戦では80キロ近くの大型選手を真っ向から打ち負かしての勝利。

最近パワーアップを繰り返していた、左下突きを武器に準決勝戦では、強豪選手を、あわや技ありまで追い込みました。

準決勝戦、決勝戦と危なげ無い圧倒的な判定勝ちを納める。

ロシア選手、関東大会王者、国際大会トップ選手達を寄せ付けずの磐石の優勝となりました。

11回国際大会の歴史の中で日本人高校生女子選手初の【国際大会王者】へと登り詰めました。

過去には中学生で世界大会を3連覇達成した後、昨年2014年は高校生で既に重量級と無差別の全日本大会を2冠制覇を達成しています。【いずれの大会も15〜17歳女子】

そして今回は高校生女子世界一の栄冠を手に入れました。

それと同時に、今回の国際大会での入賞者以上に与えられる6月の一般選手権女子の全日本ウエイト制大会への出場権利。

文句の付けられない【高校生女子の国際大会優勝】という肩書きを背負って、一般女子全日本ウエイト制大会へと挑みます。

【クールビューティー】の呼び名でマスコミや、極真関係者から既に注目を浴びている美優さん。

時期早々に極真女子を背負って立つ選手へと成長していく逸材です。

今後も美優さんの活躍に期待が掛かります。

高校生女子・重量級で日本人初の【国際大会優勝】を成し遂げた、永吉美優さん、おめでとうございます!!

■2015,第11回国際青少年空手道選手権大会【12歳男子+50キロ級】において荒木拳三君が初の国際大会王者に輝きました!!

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■2015,4月18日(土)千駄ヶ谷東京体育館で2015第11回国際親善空手道選手権大会が開催されました。

【12歳男子+50キロ級の部】において当東大和道場、中学1年生の荒木拳三君が見事に初優勝を成し遂げました。

荒木拳三君は2014年の秋から2015年の今日の国際大会に到るまでに、5大会を負け無しの優勝を飾りながら国際大会王者に輝きました。【世田谷東支部・東大和道場の過去の男子選手では初の国際大会優勝者となります】

今日で【20連勝の無敗記録】を更新しています。

2014年は2月の西東京都大会を優勝。

2014,7月の第22回全関東大会を第3位入賞。【8月の全日本大会は準々決勝戦敗退によるベスト8】

2014,9月の第12回城西カップを優勝。

2014,11月の第16回静岡県大会を優勝。

2014,12月の秋季関東大会を初優勝。【初の関東大会の重量級王者に輝く。2014年の1年間では3人の国際大会王者達から勝利を得ていました】

年を開けた2015年。

先月【3月29日】に行われた西東京都大会では圧倒的な強さで4試合を勝ち抜いて見事に優勝。

迎えた2015,4月18日(土)第11回国際親善空手道選手権大会。

初戦から決勝戦までの5試合を、全て本戦決着による優勢勝ちで優勝を成し遂げました。

桁外れなパワーとスピード、技術テクニックを含めてその全てが【世界一】に相応しい紛れもない強さを遂に証明。

ロシア人選手や、昨年の全日本大会で圧倒的な強さを見せ付けて優勝をしていた現全日本大会王者を含め、国際大会トップ選手達が集ったトーナメントでした。【昨年の極真祭での全日本大会ではこの優勝者との準々決勝戦、延長戦(2-3)による判定敗退でのベスト8に終わっていた】

そんな中でも今日の国際大会ではダントツの強さで拳三君が勝ち上がる。

鉄壁の上段のガードと捌きによるディフェンス能力。

大柄な体格からは想像もつかない身軽さとスピードと類い稀なるその格闘センス。

準決勝戦では彼よりも更に10センチ、10キロは体重の重い強豪を真っ向から迎え撃つ。

中盤、左右に回り込み強烈な下段廻し蹴りで相手を止めるとそのまま貫禄の本戦判定勝ち。(5-0)

拳三君が迎えた国際大会初の決勝戦。

パワーファイターとの激しい打ち合いを圧倒的な破壊力で制して本戦判定勝ちによる優勝。(5-0)

膝蹴り、胴廻し回転蹴り、左右の下段廻し蹴り、中段廻し蹴り、更には軽量級トップ選手にも勝る、突き技の回転力と技の緩急による技術テクニック。

今年に入り、精神的に一皮剥けていた彼に死角は見当たりませんでした。

今後の荒木拳三君の果てしないポテンシャルと、彼自身の掲げる、高い目標に期待が掛かります。

■2015国際青少年空手道選手権大会 4月18日(土)《東京体育館》

【第11回国際大会王者】の栄冠を手にした荒木拳三君。

念願の世界一達成おめでとうございます!!

ライバル編2。【覚悟と決意】

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支部内交流試合の小学4年生特選クラス。

6年生特選クラス同様に激戦区のカテゴリーの1つとなりました。

誰が勝つか予測が付かないトーナメントでもありました。

【全員にチャンスがあり】

【小学4年生特選クラス試合結果】

優勝 服部諒太朗(東大和)

準優勝 宮岡健士郎(東大和)

第3位 大坪航(三茶)

優勝した服部諒太朗君。

磐石の特選クラス2連覇を達成しました。

彼は今週末【2015・4・19】の国際大会へも出場します。

東大和道場4年生の、強豪の鈴木嵩人君に続く逸材の一人で、現在はその勢いで、嵩人君へも迫りつつある強さへと変貌を遂げて来ています。

この学年は東大和の中でも強豪が揃う激戦カテゴリーですが、その中でもポテンシャルも高い逸材の一人でもある服部諒太朗君。

スピード、手数、スタミナは既に一番凄い事もある。【確実に技ありを奪える上段前蹴りも持ち味】

年上の先輩達や鈴木嵩人君に揉まれ、最近では打たれ強さも増した。

支部内特選の優勝候補だった彼は、公約通りの2連覇を達成して今週末の国際大会へ挑みます。

第3位 大坪航君(三茶)。

彼は2年間、東大和へひたすら出稽古に来てくれています。

スピード、スタミナ、耐久力もあります。

基礎体力もあり、空手を大好きな様子もあります。

準決勝戦で戦った宮岡健士郎君(東大和)とは、大の仲良しであり、御互いにライバルでもあります。

普段は『わたちゃん』『けん』と呼び合う仲。(新旧の初級チャンピオン同士の対決となった準決勝戦も延長戦へ、もつれる接戦となる)

宮岡健士郎君が迎えた今回の4年生特選クラスでの決勝戦では、接戦ながらも服部諒太朗君に敗退して準優勝となりました。

今大会の東大和道場少年部の戦いの中でも【ベストバウト】の1つに入る戦いを繰り広げた宮岡健士郎君でもありました。

彼が今回の支部内特選クラスの、初戦で戦った因縁の相手。【今年2月の西東京都大会でも第3位の緑帯の強豪選手でもあります】

実際に強い選手で、健士郎君にとっては初戦から いきなりの大きな山でもありました。(宮岡健士郎君は黄色帯)

健士郎君にとっては超えなければならない壁でもありました。

実は3年前に健士郎君がデビュー戦として、初めて挑んだ支部内交流試合の2回戦で彼は、その選手の放つ下突きで、本当に悶絶のKO敗退を喫していました。

オレンジ帯だった体格の小さな彼が黄色帯の、その強豪選手の放つ下突きで倒されました。

しばらく動けず、お父さんに抱き抱えられてドクターの先生の所まで連れて来られた健士郎君。【トラウマにならなければいいいな…】と心配したのを覚えています。

今回のトーナメントが決まり…。

対戦相手を知った彼は。

驚きながらも一瞬、顔をひきつらせてはいた。

次の瞬間…『絶対に勝ちます!』『リベンジします、次は負けません!』と強気な顔をしていました。

【今のケンなら、簡単に負けないし、勝てる可能性があるな】と感じました。

そして、小柄な健士郎君が過去に敗れている大きな強豪に『せい!せい!』と気合いを入れてガンガン立ち向かった。

震えが来るような凄まじい気合いを発して、前に出ながら強烈な下段廻し蹴りを何度も放っていた。(一歩も後ろに退かなかった)

2月の西東京都大会では、鈴木嵩人君とも打ち合いを演じた強豪を相手に激しく立ち向かう健士郎君はひたすら前に出る。

本戦4-0の優勢勝ちだった…。

3年前の痛い悶絶KO敗けのリベンジを見事に果たした瞬間だった。

本当に感動しましたし、凄くカッコ良かった。

■2015支部内交流試合 小学4年生特選の部

準優勝 宮岡健士郎(東大和)

後日、彼のケンサポーターが稽古中に目に入りました。

支部内試合の前日に彼が、油性のマジックで沢山 書き込んでいた彼の決意。

手のひらに無数に綴られていた【勝つ】の文字。

【できることをやる】

【ガード】

【ゆうしょう】

【力をだしきる】

彼の覚悟が伝わって来るケンサポーターでした。

彼が『佐野先生にケンサポーターを見られて、優しく叱られました…関東大会以上の試合では使えないから練習用にしなさい、と言われました…』と自分に苦笑いで話をしてくれました。

そのケンサポは、彼が今までの物を使い古し、使えなくなったケンサポを捨てて支部内の数日前に新しく購入した物でした。

『ケン、また新しいのを買わないとな』と彼に伝えました。

あの 凄まじい気合いの籠った熱い戦いぶりの裏側には彼の男の覚悟が込められていた。

【写真の対戦は宮岡健士郎君の準決勝と決勝戦】

ライバル編1。【東大和6年生】

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砧総合体育館で行われた支部内交流試合。

【6年生特選クラス】

■4月12日

優勝 川内翔太朗(東大和)

準優勝 星野悠久(東大和)

第3位 坂本元輝(東大和)

過去には同学年 東大和の杉浦翔君、雨宮伶空君が数々の優勝を飾ってきた彼らの学年です。【2人は今週末の国際大会へ出場予定】

彼らの学年には幼年部から続けてきた仲間達が全員、東大和を代表する強豪へと育ちました。

今回初級で初入賞をした井上彪雅君【初級第4位】

昨年 初級で5試合を戦い準優勝した土方蓮斗君。【彼は3月の西東京都大会では関東大会第3位の有名な選手を延長戦の末に破りました。】

井上彪雅君、土方蓮斗君も現在6年生の東大和メンバーです。

他流派から東大和へ移籍してきて1年間で、日に日に強くなりました。

嬉しい限りです。

今では東大和の仲間達とも仲良しになり 毎日切磋琢磨しています。

今回の6年生特選クラスで3位決定戦も見事に制した坂本元輝君。【特選クラス第3位入賞】

初戦は緑帯の強豪に延長戦で勝利。

準決勝戦は川内翔太朗君(東大和)と同門対決で惜しくも破れましたが、彼は未だ空手歴は2年そこそこです。

パワーがあり、基礎体力は既に道場でも1、2番を争うくらいにあります。(顎を付けた腕立て伏せを100回は簡単にこなします)

効かせる技や、上段の蹴り技も、フェイントからの様々なコンビネーションも多彩にこなせます。

屈強な見た目よりも器用でセンス抜群です。

毎日、杉浦翔君、川内翔太朗君、雨宮伶空君にこれでもかと揉まれ、時には倒され涙を流しながらも空手を大好きで現在も連日、必死に頑張っています。

今回の特選第3位を自信にして貰えたらと思います。

2週間の連続入賞と、特選第3位の実績を出したので、7月の全関東大会に選考する予定です。

今回6年生特選で見事、初優勝を飾った川内翔太朗君。

最近 本当に強くなっていました。

翔太朗君は今では同学年の杉浦翔君、1学年上の北島優希哉君【優希哉君も昨日は中学1・2年生男子特選クラスで見事、初優勝を飾りました】とも真向から打ち合えるパワーファイターでもあります。

温厚で人に優しく常に礼儀正しい翔太朗君ですが、荒木拳三君と並ぶ面白さもあり、仲間達からは絶大な人気と信頼があります。

初戦からパワフルな下段廻し蹴りと優勝への執念で見事に優勝に輝きました。

7月には杉浦翔君と一緒に重量級で全関東大会に挑みます。

そして今回の特選クラスで準優勝を飾り【せたひが賞を受賞】した星野悠久君。

余りにも激しい、凄まじい気迫と気合い。

鬼気迫る魂の籠った組手で、彼よりも体格の大きな強豪達に迫りました。

一発一発の全てに会場中に響き渡る気合い。

勝負への執念。

本当に凄かったです。

なかなか あそこまでの気持ちで真剣勝負へは挑めない物ですが、彼は日頃の稽古でも常にあの様子です。

性格も謙虚で明るく前向きな生徒ですが、稽古や試合では目の色が変わります。

彼は稽古での組手試合ではあえて杉浦翔君や荒木拳三君、北島優希哉君を指名します。

強くなる為には強い選手をと考えて挑む気持ちからです。

時には荒木拳三君、杉浦翔君にも体重判定で勝利する事もあります。

昨日の準々決勝戦で延長戦の末に惜しくも破れた高橋龍之介君も本当に頑張りました。【星野悠久君との本戦と延長戦も一進一退ではありました】

宇津木海斗君、阿部紘鏡君も初の特選で本当に頑張りました。

彼らの学年は本当に毎日 御互いに切磋琢磨を繰り返しています。

稽古が終わると皆 親友であり幼馴染みでもあります。

凄い学年の生徒達が揃った学年だなと感動します。

今の世田谷東支部の高学年の支部内特選クラスは完全に関東大会レベルです。

ここで勝てたら関東大会、国際大会でも十分に戦えます。

簡単な試合ではありません。

彼らの小学校生活での、6年生が残す支部内特選クラスでの優勝は、10月に行われる予定の支部内交流試合のみとなります。

最後の最後に誰が大混戦のライバル対決を制して【優勝】を勝ち取るのか今から楽しみでもあります。

それくらいに この学年の東大和のメンバーは一進一退です。

まさにライバル。

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2015春季西東京都空手道選手権大会《試合結果》

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■小学6年生男子+40キロの部
優勝!!
荒木拳三
【2015年最初の試合となった春季西東京都大会で磐石の優勝を達成しました。今大会では昨年の秋季関東大会同様に全て本戦決着!今日の4試合を誰も寄せ付けず圧倒的な強さでの優勝となりました。(昨年9月から4大会を連続の優勝、今日の大会での勝ち星を含めて【通算15試合の連続勝利数となり】昨年は3人の国際大会王者達を破り2014年秋には、初の関東王者にも輝きました。現関東王者として、4月の国際大会優勝を視野に今大会は重圧の掛かる試合となりましたが見事にクリア。【世界一優勝】が期待される4月の国際大会までに修正すべき課題をしっかりと克服する事が出来れば、間違いなく本物の王者へと輝ける逸材です。彼自身も大柄な選手ではありますが、今日は彼よりも体格に勝る強豪選手との戦いにも勝利。パワー、スタミナ、スピード、ディフェンス力の全てにおいてそれが現時点での日本国内でも確実にトップクラスの実力である事を証明してきました。日本国内でトップの実力は(イコール)国際大会トップの実力と遜色が無いという事になります。今後の彼の活躍に期待が掛かります。】

■小学5年生男子+40キロの部
優勝!!
杉浦翔
【核弾頭、杉浦翔君の実力が遺憾無く発揮されました。他を寄せ付けない強さで国際大会連覇王者が率いるトーナメントを征しての見事な優勝となりました。彼の努力と日頃の強さからは優勝のみを考えて、上段のガードの意識と反則に気を付けながらをテーマに、今大会では危なげな注意や反則が一度も無く公約通りの優勝となりました。 底知れないスタミナと果てしない躍動感。圧倒的な強さから醸し出される、その存在感。試合前に行ってきた組手稽古では、彼との組手や試合を誰もが避けて通りたくなる強さに変貌。そんな中でひたすらテーマを持ち、前向きに直向きに稽古に取り組んできた彼に死角は見当たらなかったです。4月には小学生最後となる6年生重量級で本気の【国際大会優勝】のタイトルを目指します。】

荒木拳三君、杉浦翔君、5年生6年生、重量級でのダブル優勝おめでとうございます。

《2015西東京都大会 出場選手紹介》

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《2015年 3月29日 春季西東京都空手道選手権大会 出場選手》

■荒木拳三
【(2014西東京都大会 優勝)(2014第22回全関東大会 第3位)(2014極真祭・全日本大会ベスト8)(2014第16回静岡県大会 優勝)(2014第12回城西カップ 優勝)(2014秋季関東大会 優勝) 言わずと知れた東大和少年部のエース。今年は4月の国際大会で本気の初優勝を狙う。前哨戦となる西東京都大会でも圧倒的な強さを見せて欲しい。昨年は3人の国際大会王者達を真っ向勝負で打ち破っている。【油断しない事と気を抜かない事】狙うは優勝のみ。】

■杉浦翔
【(2014支部内特選 優勝)(2014城西カップ 優勝)(2013第5回横浜カップ第3位)(2011第19回全関東大会 第3位)東大和道場少年部の核弾頭、杉浦翔君。拳三君の1学年下の彼も、国際大会では優勝を狙う。余りにも激しい生命力と躍動感の溢れる破壊的な組手に注目。2015西東京都大会では、過去に2度、戦って延長戦までもつれている国際大会王者との、3度目の戦いとなる決勝戦が今大会では予想され、更には国際王者から勝利をもぎ取りたい。】

■雨宮伶空
【(2014支部内特選 優勝)(2013第5回横浜カップ 第3位)東大和5年生の強豪。2015西東京都大会では5年生軽量級で優勝を狙う。抜群のスピードと才能溢れる空手センスに、最近の稽古では打たれ強さを増して、パワーアップが施された。嵐の様な回転力と重量級をも効かせてしまう必殺の左下突きが火を吹くか。テーマは今まで以上に勝つ事への執念。】

■星野悠久
【(2014西東京都大会 第3位)(2014極真祭全日本ベスト16)(2014支部内特選 準優勝【9月】)頑強な身体と打たれ強さに加え、どんな強豪にも一歩も退かない強い心が最大の持ち味。胴廻し回転蹴りも完成度が高い。2015西東京都大会では、5年生軽量級で、ファイター悠久君が鬼気迫る魂の組手を見せるか。】

■川内翔太朗
【(2014支部内特選 準優勝【4月】)過去、特選での入賞多数。ダイナミックな下段廻し蹴りと、真っ向勝負のパワフルな組手スタイル。突き技にも磨きをかけ、スタミナアップにも取り組んできた。気持ちの強さと打たれ強さも増した。2015西東京都大会 軽量級で優勝を狙う。】

■高橋龍之介
【(2014)支部内特選 第4位)過去、特選で入賞多数。(2014秋季関東大会ベスト8)組手センスも抜群。スタミナと攻撃力もある。今大会に向けて今までよりも回数を増やし、ディフェンス力に磨きをかけ、稽古に取り組んできた。得意のスピーディなフットワークに期待。】

■土方蓮斗
【(2014支部内初級 準優勝)2014ビギナーズカップ 優勝)上級クラスとなる、初の西東京都大会へ挑む蓮斗君。昨年は抜群のセンスを開化させた後に、今年は今までよりもパワーアップを繰り返して、実際に最近では更に総合的な強さを増してきた。2015西東京都、4月の支部内特選でも結果を残し、今年は関東大会の舞台への挑戦にも期待が掛かる。折れない心、最近磨いてきた、クイック等の強烈な突き技を発揮して勝ち上がりたい。】

■北島優希哉
【2012支部内初級 優勝)(2012城西カップ ビギナーズの部 優勝)(2013支部内特選 準優勝)ポーカーフェイスとは裏腹な熱き魂、折れない心、天才的な組手技術と格闘センス。軽量級ながら、一つ一つの技は時に、重量級選手をも沈めてしまう破壊力がある。2015西東京都大会、4月の支部内特選では優勝を狙う。天才 優希哉君に注目。】

■平石千賀
【(2013支部内初級 勝利者賞【4月】)(2013支部内初級 優勝【9月】)(2013ビギナーズカップ 優勝)(2015第6回神奈川県大会 優勝)実践派の勝負度胸と強いメンタルの持ち主。その空手センスも計り知れないポテンシャルの高さがあり、破壊力抜群の蹴り技、突き技の回転力、気迫の組手で2015西東京都大会でも優勝を狙う。過去、幾度となく、技あり、一本勝ちを量産してきた、当て勘抜群の必殺の上段廻し蹴りが火を吹くか。】

■湊敏明さん
【(2012第11回城西カップ準優勝)(2013西東京都大会上級第3位)支部内では初級、特選で入賞多数。55歳を過ぎた現在も日に日に強さを増しています。たゆまない努力と、厳しい組手稽古の中で培ってきた実力を証明しに行きます。破壊力抜群の突き技、下段廻し蹴り、確実に相手を効かせられる左右の後ろ蹴りにも注目。】

2015,第5回神奈川県空手道選手権大会《試合結果》

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■小学女子低学年の部
優勝!!
平石千賀
【3試合をことごとく技あり、1本勝ちを奪っての見事な優勝となりました。本番向きの強いメンタルの持ち主でもありますが、《電光石火の一撃となる上段廻し蹴り》の当て勘も抜群。至近距離での激しい打ち合いも出来て、気持ちの強さ(熱い部分と冷静な部分)が際立っていました。日頃から厳しい稽古を積み重ねて、同世代や年上の男子生徒達にも、激しい組手稽古で切磋琢磨しながら一生懸命に頑張ってきた成果が、形となり結果に繋がりました。次は3月の西東京都大会、4月の支部内特選クラス、7月の関東大会を目指して稽古に励んで貰いたいです。2015第5回神奈川県空手道選手権大会 小学女子低学年の部で見事、神奈川県大会王者に輝いた平石千賀さん、優勝おめでとうございます。】

出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。

神奈川県まで応援に来て下さった皆様方、有難うございました。

2014ベストバウト。《その5》

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2014年には負けなしで3大会を優勝で終えました。《平石千賀ちゃん》

ワンマッチ以外には、2大会のトーナメントを順調に制覇しました。

現在小学2年生の彼女は今年1年間、特に年末に近付くにつれて成長を繰り返して来ました。

本当に良く頑張りました。

少し遠くから 道場に度々通ってくれている彼女ですが性格が凄く明るくて笑顔の可愛らしい女の子です。

時々 満面の笑顔で空手以外の出来事を真剣に話しに来てくれます。

昆虫の「カマキリ」の物真似をする様子が本当に面白かったです。

彼女いわく、ベランダから逃げ出したカマキリが、少し大きく成長した姿でまたベランダへ戻ってきたとの事でした。

真剣に話してくれる様子が微笑ましかったです。

そんな天真爛漫な明るい彼女です。

しかし いざ実践の試合になると彼女は勝負に徹する事が出来るファイターでもあります。

彼女の持ち味と才能は、普段の稽古以上の物も出せる。

あとは緊張の実践の場で今、持てる実力を全て発揮できる才能があり、また一日の試合の緊張の場を楽しめる性格なんです。 (今年の大会では、その殆どが上段廻し蹴りによる技あり、合わせ1本勝ちの山ですが、打ち合いも得意です)

彼女の御両親は本当に優しい方々で、千賀ちゃんへの愛情を凄く感じます。

御両親が時に厳しくやらせるのも愛情でしかありません。

彼女は稽古時には男子達と、これでもかと打ち合い、時には、わんわん泣きながらも最後には必死の形相で男子達に立ち向かいます。

そういう直向きな努力が彼女が今年1年間、光った姿だと自分は感じています。

焦らず長い目で良いかと思いますし、空手を好きでいる事が一番です。

彼女は来年春先には支部内の、特選クラスで結果を出して7月の関東大会を目指しています。

感覚的な部分と自分の理想に過ぎないですが、いつか関東大会辺りで優勝する女子選手になるかと感じています。

色々 話をしてあげて 高みを目指させてあげたいです。

2014ベストバウト。《その4》

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2014年度,試合結果《荒木拳三》

■2014(2月)西東京都大会 5年生 重量級《優勝》【4試合を圧倒的な強さで本戦決着。決勝戦では2013国際大会の重量級王者に完封勝利(その強豪には5度目の対戦にして初勝利に成功)】

■2014(4月)初出場となった国際青少年大会【優勝を視野に、初戦を危なげなくクリア、徐々にエンジンを上げていくかと思われ、イケイケで2回戦に挑むも、勝ち急ぎ過ぎたあげくに強豪にまさかの上段廻し蹴りで技ありを奪われてしまい無念の2回戦敗退…(試合後、上段に対する意識を更に高めて、その重要性を再確認する)】

■2014(7月)第22回全関東大会《第3位》【躍動感溢れる破壊力で勝ち上がり、準決勝戦では2014国際大会の重量級王者を相手に本戦は互角、延長戦まで追い詰めて勝利まであと一歩に迫る】
(延長戦0-4)

■2014(8月)極真祭 全日本青少年大会 重量級《ベスト8》【準々決勝戦では、その大会で優勝した超パワーファイターの強豪を相手に互角の内容で(本戦1-0荒木拳三がリード)激しい一進一退で延長戦までをフルに戦い、主審の判定2-3で大接戦の末に惜しくも入賞は逃すもの、最初の大きな山でもあった2回戦では、2014国際大会の軽量級王者を延長戦4-0で破る金星を上げてのベスト8進出】

■2014(9月)第12回城西カップ《優勝》【彼よりも大きな体格の選手達を相手に決勝戦を含めての3試合を磐石、圧倒的な強さで優勝を飾る。(全て本戦勝利)】

■2014(10月)第16回静岡県大会《優勝》【決勝戦を含めて3試合を国際大会出場経験者達との戦いを制しての、優勝、4月に国際大会で上段を奪われて敗れた国際大会第3位の強豪との再戦では延長戦の末に見事にリベンジに成功する(延長戦5-0)(本戦1-0で荒木拳三リード)

■2014(12月)秋季関東大会《優勝》【2014国際大会第3位の強豪、2014国際大会現王者、第22回全関東大会王者を次々に破り、何と5試合の全てを本戦決着による勝利で関東大会での初優勝を飾る】

彼は2014年には、7大会に出場しました。

そのうちの5大会での入賞、優勝が4回と全国区に荒木拳三旋風を巻き起こしました。

彼らの関東大会以上のカテゴリーでは、国際大会のトップ選手達に勝たないと結果を残す事が出来ない大激戦区にあります。

そんな中で今年の拳三君は、昨年と今年の3人の現国際王者に輝いた選手達を見事に破りました。

少年部の大会であのレベルの大会を次々に制覇していく事が如何に大変な事か。

彼は東大和道場の少年部のエースとしての自覚を持ちながら、この1年間を毎日、必死に稽古に取り組みました。

ここぞという時の爆発力とパワー、豊富なスタミナ、激しい躍動感、稽古や試合でも、とことん戦える高いモチベーションを保てるメンタルの強さが彼の持ち味です。

そんな彼の強さを支えている1つは毎日の道場での、たゆまぬ努力です。(用事や風邪以外では週に7日間を道場で当たり前に稽古します)

そして何よりも空手を大好きでいる性格が最大の持ち味の1つ。

明るく前向きな彼も、低学年の頃から強かった訳ではなく稽古ではそれこそ毎日の組手で、強い先輩達にやられては、本当にいつも泣いていました。(強い女の子にも常に泣かされていた)

泣いて道場を飛び出しそうになる事や、稽古で納得がいかない時には1人で卑屈になり、時に物に当たったりした事もあり、見兼ねた自分が道場から摘まみ出すくらいに厳しく叱った事もありました。

ただ彼の更に良いところは気持ちの切り替えがとにかく速い部分です。

厳しく叱られた翌日には何事も無かったかの様に、すっかりまた笑顔で道場に来てくれて当たり前に稽古を繰り返す毎日でした。

今は茶色帯になり6年生にもなり、少年部達の良きリーダーでもあり、皆を爆笑の渦に包んでしまうムードメーカーでもあります。

稽古では常に皆を引っ張る立場にあり、また彼自身もそれを理解しながら、責任感と自覚を持ちながら自らの稽古に励んでいます。

そんな彼は来年4月からは少年部を卒業して中学生になり、正式に一般部に移ります。(現在も時々、一般部で稽古を積んでいます)

少年部に、彼がいなくなる事を今から凄く寂しく思いますが、次の拳三君に担うリーダーの活躍を期待しています。(東大和の今の5年生達も半端でなく激しいです)

荒木拳三君の小学6年生としての彼の2014年は、まさに飛躍の年でもあり素晴らしい活躍の数々にありました。 (やはり彼の責任感が凄かったです)

現在の彼は2015年には彼自身が、初の国際大会王者を目指して毎日、ひたすら厳しい稽古に取り組んでいます。

自分が東大和に来た時期に彼はまだ春に2年生に成り立てで、青帯になったばかりの時期でした。

まだ支部内の初級で3位の実力だったのを覚えています。

自分が指導する稽古内容を『楽しい!先生の稽古!』『もっとやりたい!』『先生、僕、黄色帯になるにはどうしたらいいですか?』

毎日 明るく元気な彼の様子がありました。

当時、道場の隣のマンションに住んでいた彼は毎回、稽古の始まる1時間前には1人で道場に来ていました。

道場でウエイトトレーニングをする自分に、バランスボールに乗りながら毎回色々、話し掛けてきた姿が印象的です。

彼は当時から空手を大好きでしたが、決してセンスを感じる生徒では無かったです。

器用不器用で言えばむしろ、不器用だったかも知れません。

自分が来た後に毎日の厳しい稽古に励み、迎えた最初のビギナーズカップ。

破竹の勢いで勝ち上がり、6試合を戦い抜き準優勝になりました。(決勝戦では黄色帯の選手を相手に、主審の旗による0-3で敗れましたが、内容は普通に勝ちにも見えました)

その時に感じたのは、本番に凄く強く、稽古以上の物を当たり前に出せるという事。(選手にとっては、一番大切な才能の1つになる部分です)

それからも日に日に強くなり、先輩達には毎日やられたりを繰り返しながら強くなり始めました。

その後の支部内の特選クラスでは、無敵の強さで4連覇を達成します。(荒木拳三君は強すぎるし、支部内に出したらダメでは?というような議論もありました)

昨年の秋の関東大会では第3位と、大きな舞台での初の入賞を遂げて無事に支部内交流試合も卒業しました。

彼は関東大会以上の試合で入賞を逃して負ける度に、翌日には『支部内から、もう一度やり直します』と自分に話してくれました。

結果を残せない以上「支部内で結果を残すまで戦う」東大和では自分が常に皆にそうさせて来ました。

特選クラスでの入賞者以外は今も生徒達を関東大会以上の試合には出していません。

負けても連日の稽古で泣いていても腐らずに、ひたすら前向きに取り組んできたのが今の荒木拳三君です。

体格は既に成人男性くらいに大きくなりました。

あと1、2ヶ月で、自分の身長も抜かされてしまいそうです。

彼は将来的には一般選手を目指しているそうです。

もし長く続けられて本当にそうなれば、自分が20年間を選手として到達出来ずにいる一般選手権での数々の夢を叶えてくれる選手へと確実に成長するかと信じています。

東大和道場の荒木拳三君とはそんな生徒ですが、自分は前向きに毎日頑張る彼を可愛くて仕方がありません。

選手として先をひた走る、彼の先輩でもある永吉美優さんに続く期待の逸材なので今後も長く続けて貰いたいです。

拳三君にも沢山チャンピオンになって貰いたいです。