◼️2019世界女子空手道選手権大会・無差別級
【2016・2018全日本女子無差別級王者】【2019世界女子ウエイト制大会・中量級王者】永吉美優選手の準決勝戦。
初日の準々決勝戦(4回戦)で、ロシアの強豪、iuliia grigoreva選手(russia)から、上段廻し蹴りによる技有りを奪って勝ち上がってきた強豪、shainez elehaimour選手(france)との対戦。
大きな気合いを入れて対峙する両選手。
序盤から激しい打ち合い一進一退互角の試合展開となる。
強烈な突きから下段内股蹴り、中段廻し蹴りで前に出てくるパワーファイターの相手選手に対して、一歩も退かない永吉選手が必殺の左上段前蹴りを放つ。(相手選手の顔面に当たり、バランスを崩して倒れ込み技有りかと思えたが審判の旗は認められず)
更に打ち合いが続く、相手選手の鋭い上段廻し蹴りを何度も見切りながら、自分の距離を保ちながら打ち合いでの突き技、下段廻し蹴り、中段前蹴りと返していく。(突きで前に出てきたい相手選手が、掛けや顔面殴打の反則を繰り返して、試合が中断される場面もあるが、相手選手の注意3で減点1となる)(減点1は技有りと同じ効果)
試合再開数秒後に本戦終了。(本戦3分間)
本戦判定5-0で永吉選手の優勢勝ち!!
準決勝戦を制して見事、決勝戦に進出を決める。
決勝戦の相手は、逆ブロック準決勝戦で【2017全日本女子無差別級王者】【2019オールアメリカン・重量級王者】anastasiia khasanova選手(russia)との激戦を制して勝ち上がってきた、佐藤七海選手【2018世界女子ウエイト制・軽量級王者】との1年ぶりの再戦となる。
永吉選手、2019世界女子無差別級制覇まであと一つ。
世紀の一戦を迎える事となる。