2つの虫籠には、数匹の雌が、既に沢山の卵を産んでいる。(少し前に新しい土を入れ換えた際に確認していた)
今は、更に産んでいるはず。
幼虫になったら、秋くらいに全て、捕まえてきた森林の土に、戻しにいく予定でいる。(これは必ずやる)
早くから立派な、デカい雄を沢山、捕まえたので、彼らの子孫を残し、森林の土に戻したいなと考えていた。
後から、雌を捕まえてきて、交尾をさせた。
来年も、沢山、捕まえられるように。
【俺のせいで、カブトが、減ったら嫌だな…】と真剣に考えていた。
卵を沢山、確認出来たので安心した。
もう少し、狩りも出来るかと思うけど、あと僅かな期間だな。
カブトムシや、ノコギリクワガタは、たったの一夏で、寿命を終えてしまう。
何年も生きる、オオクワガタや、ヒラタクワガタも好きだが、一夏だけの、日本のカブトムシや、ノコギリクワガタも、やはり、たまらない魅力がある。
餌を絶やす事なく、最後まで飼育をするのが、自然界から、彼らを捕獲して楽しませて貰う、昆虫達への礼儀礼節だな。
狩りの最中に、立派な雄ばかりを捕まえていた俺が、考えていた事は、【雄だけ捕獲してしまって大丈夫なのか…】
真剣に気にした。
今年は、子孫をリバースしよう。