振り返り、経緯を文章に纏める自信が今はないし、今後も出来ないかも知れないけど、一応①としておこうと考えた。
大まかに簡単に纏めておこうと思う。
そのくらいに、簡単に語りようがないくらいに思い出深い大会だったから…

前日から試合当日には大きな台風があり、気分も鬱々としながらも、三茶の田村先輩と一緒に試合当日を迎えた事、大雨の中、先輩やセコンドと一緒にタクシーで、群馬アリーナへと向かった思い出。
物凄く大きな、立派な試合会場だった。
群馬県に前日入りし、試合前夜も田村先輩と一緒に食事をして士気を高めた。
田村先輩は当時の三茶の選手クラスでは、共に稽古を積ませて頂いていた先輩の一人であり、漢気のある熱い先輩として先輩後輩から慕われていた。
結果、共に5試合を戦い抜いた。
金久保自身の準決勝戦では、前年の【第8回全世界大会】日本代表の井野選手と戦い、延長戦3回の末にその試合を勝利した。(本戦0-0、延長戦0-0、最延長戦0-0、最終延長戦4-1)
井野選手との準決勝後にトイレに行くと、本当に真っ赤な鮮血の血尿が出た。
尿が全て真っ赤な血。

準決勝戦後、決勝戦に向けて、近藤先輩からのアドバイスを受けた時の様子。
この大会でのセコンドには、三茶の近藤先生、里山先生、後輩の稲葉さん、網谷君が付いてくれた。
前年の決勝戦に続き、この大会も阿曽選手との決勝戦となり。
阿曽選手と3度目の対戦をした事。
【第9回全世界大会】日本代表の阿曽選手との対戦は2勝1敗。
自身、2連覇の掛かる大会でもあった事。
初めての選手宣誓を務めた。
宣誓中に少し噛んだ事。
その後の各大会での選手宣誓に関しては、これまでに10回は務めたと思う。
噛んだのは合計2回、記憶しているんだけど。
当時の全関東大会は一般選手権大会のみが行われていて、今現在の様に、少年部や中高生、壮年部の大会は同時には行われていなかった。
今日は簡単にこのくらいが限界。
昔の記憶を掘り起こして文章にするのは、それなりにエネルギーを要する物だから。