大きな成長。【原環奈ちゃん】【支部内交流試合を経て】

先日の支部内交流試合の小学女子2年生の部で準優勝した原環奈ちゃん。

組手試合初出場にして3試合を戦い抜いた。(決勝戦は東大和道場の煤賀南羽ちゃんとの同門決勝戦だった)

初の組手試合での準優勝も凄く立派だけど 

彼女の場合稽古で組手が出来る様になるまでに2年間かかった。

優しい性格だし、組手で人を本気で叩いたりが好きで無かった事もあるが、叩かれる怖さもあり、稽古での受け返しや、軽いスパーリングでも実際に毎回泣いていた。(相手の技が軽く触れただけでも心と体が固ま泣いてしまうくらいに苦手な稽古の一つでもあった)  

ただ、彼女の場合、組手以外の空手の稽古は好きだし、何よりも仲間達も道場も大好きでいた為、苦手な組手を除いては、空手が嫌で辞めてしまうかなという心配はしていなかった。

稽古は真面目だし、道場に来る回数も多い。

彼女は自分よりも年下の後輩達に優しくて面倒見が良いし、彼女がいてくれて新しい幼年部達の指導では助かる事が実際にある。

スパーリングや組手の時間帯は泣いてしまう事が沢山あったが、見守りながら接するうちに、本当に少しずつ少しずつ変化をしてきた。 

ある時、組手で10秒間くらいの秒数を必死に立ち向かう事が出来た

とても嬉しかったし、とにかく誉めて自信を付けさせながら。

その辺りから少しずつ、軽いスパーリングから徐々に全力で行う組手稽古が出来る様になってきた。

日頃から、組手以外の稽古常に楽しみながら全力で打ち込んできた為、筋力、持久力を含めても既に十分な下地が出来上がっていた。

叩かれる事にも徐々に耐えられるようになり心が強くなり始めた。 

最終的に自らの意思で、組手試合に挑戦してみる決意をするまでに成長した。

この数ヵ月の間には、既に試合場でも十分に戦えるくらいになっているなという確信あった。 

仮に1試合目で負けてしまっても、それだけでも凄い成長だなと考えてもいたが、今の彼女を知る中では、いざ勝ち上がる事も想定内でもあった。 

2試合目の準決勝戦は、組手を嫌がっていた時期の彼女の様子にも戻ってしまいそうなくらいに緊張感と恐怖と不安に包まれてはいたもの、それらに打ち克ち…その試合でも見事に勝利を手繰り寄せた。(列に並ぶ姿、表情、試合する技のやり取りが不安な気持ちを物語ってはいたが、彼女はそれを乗り越えた)

更に強くなり成長する事が出来た。 

決勝戦は日頃から共に稽古をする。煤賀南羽ちゃんとの同門対決。 

いつもの様子で御互いに全力で戦った。

根気強く諦めずに継続すると、どんなに苦手としていた部分でも乗り越えられて殻を破れる様になる。 


【空手を好きでいさせてあげる事】

いつも考えているのは、そういう部分から。

水曜日 

いつもの様に早くに道場に来た彼女。 

とても嬉しそうにしていたし、彼女の表情からは自信が満ち溢れていた。

まだ生徒達が少ない時間帯に、彼女の試合についてを話し合いながらも、彼女は達成感のある本当に良い表情をしていた。

空手を教えながら、真剣に接してきただけに彼女の成長は本当に嬉しい。

これから更に逞しく成長出来るはずだ。