9:45 東大和道場にて一般部審査会。(田無、昭島、東大和合同)
14:30〜三軒茶屋道場で荒木竜太郎君の昇段審査。(筆記審査、体力審査から)
17:30 昇段審査会終了。
荒木竜太郎君、狛江道場の松本さんが昇段審査に挑みました。
2人とも体力審査は素晴らしい内容でした。
竜太郎君は棒跳び5往復を成功。(両手に持った棒を両足でジャンプして間を潜る動作を合計10回跳び)
逆立ち歩行は6メートルを見事に成功。
頭に足を掛ける柔軟審査も成功。
拳立て伏せは80回をクリア。
ボール二段跳び蹴りは身長プラス40センチを成功させました。(これは最大値で昨年の多田将太朗君と同じ)
基本、移動、型審査(受審者が、複雑な分解説明を交えながら審査員達へ説明をする)を終えて最後に10人組手を行いました。
8月の合宿終了後に、来年の審査ではなく、年内の昇段審査に懸けるように彼に伝えました、来年では遅いよと。
先ずは年内の一般選手権で必ず試合実績を残す事。
9月、10月の試合で入賞を果たして今日の昇段審査を迎えました。
何でもそうですが、次でいいや、それまでにやれば何とかなる、と考えているとなかなか向上出来ない事があります。
限られた時間の中で必死に懸けるように勧めました。
彼は決意をして8月からの5ヶ月間を、組手試合の準備と試合実績を獲得する事を視野に、みっちり昇段審査に向けて準備をしてきました。
毎回の稽古後にはひたすら一人で体力審査に向けた稽古を繰り返して来ました。
基本、移動、型も分解説明を取り入れながら稽古をしてきました。
昨年の将太朗君もこの時期、同じ事を繰り返していました。
極真空手の昇段審査は簡単ではありませんし、誰もが黒帯には実際になれないかも知れません。
その審査を受けるまでには、相応の努力も必要になります。
組手では試合実績を残して、周囲を納得させるだけの組手の強さを兼ね備えないといけないのも課題の一つでもあります。
竜太郎君は15年目にして昇段審査に辿り着きました。
幼稚園から始めて成人までの期間をひたすら積み重ねてきました。
15年です…。
彼は昔から黒帯の組手の実力は既にありました。
なかなかタイミングが合いませんでしたが、ようやくそのチャンスが巡ってきました。
半日の長い時間を一生懸命に頑張りました。
彼の応援とセコンドに来てくれた美優さん、お父さんの永吉さん、多田将太朗君、有賀光菜さん、荒木さん、銀次君、瑠美ちゃん、拳三君、一般部の宮岡さん(宮岡さんは午前中に東大和で昇級審査を終えた後でした)の応援に驚いたのと、嬉しかったのは少年部で一人応援に来てくれていた悠久君がいてくれていた事。
悠久君は、お祖母ちゃんと2人で道場まで来てくれたみたいです。
ああいう場を実際に見学する事は凄く大事な事です。
竜太郎君の応援に来てくれていた東大和の生徒達と竜太郎君の信頼関係を感じ取れました。
セコンドで皆 必死に応援をしていました。
他にも色々 感じたり知る事が出来ました。