極真空手。

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写真は少年部2クラス目です。

最初のクラスは沢山集まり幼年から高学年全員でスパーリングを行いました。

激しい組手は、2クラス目に連携で更に激しくなりました。

受けの稽古や組手後は沢山の試合を組みました。

立川道場からはR君が出稽古に来てくれましたが、彼は技術の高い、素晴らしい組手をします。

東大和道場へ来て、精神的な部分も更に強化して貰いたいと思いました。

お母さん達と全日本大会を観戦に来てくれたそうで自分の試合の感想も、話して頂きました。

R君が自分の試合を観てくれた事が嬉しかったです。

彼の先生である根本支部長とは夜の記念パーティー会場で、お話をさせて頂きました。

自分の大先輩でもありますが、極真空手や生徒達を本当に親身に考えられている先生です。

20年前の極真空手の道場や、自分が入門した当時の旧城西中野支部は地下一階にあり、水漏れの雫の音と、湿気臭い匂いが入り口階段からは漂っていました。

当時、ようやく18歳になったばかりの自分は、長年の慣れ親しんだ、黒やグレーのパンタロンに近い様子のスラックス姿に、先が鋭角に尖った黒いヨーロピアンの革靴と、頭髪はパンチパーマ姿で、当時の極真空手の道場に見学に行きました。(当時は毎日の肉体労働の仕事以外にも連日、ウエイトトレーニングで鍛えていた事や、毎晩の暴飲暴食で増やした体重は93キロあり、ただのデブでした…今は83キロの体重を20年近く保っていますが、実の兄からは当時の自分を(鯨みたいだな、女性に嫌がられる、笑)と言われていました…当時の写真をみても自分でも恥ずかし過ぎる…)よく、あれで毎日をイキイキと強欲に生きていた…。

小学生時代に少林寺拳法や、極真空手を習った過去があり、礼儀作法は心得ていたので、見学の際には背筋を伸ばし拳を握りしめて見学をしました。

その道場には後々、一生の付き合いになるような出会いとなる先輩方との出会いがそこにはあり、入会してから後に根本支部長とも出会いました。

根本支部長は当時バリバリの全日本選手でもあり、新たに空手をやり直す自分にしたら、雲の上の方でしたが、気さくに自分にも優しく話をして頂いた記憶があります。(サポーターを忘れた時には貸して下さいました)

根本支部長とお会いする度に一言では話せないような素晴らしい先輩方との出会いや、空手に懸けた若き日の気持ちが甦ります。

余りにも毎日が熱かった…

余りにも濃い様々な思いがあった。

本当に楽しかった。

…全く質は異なりますが、今はもっと楽しいし、毎日を自分の意志で生きていて、男としては今からが本当に本番だと考えています。

毎日の出来事の全てに全力でぶつかる事。

少年部では試合を沢山行いました。

皆本当に凄かったですが今日、過去にないくらいに、初めて変化をしていた生徒達が数名いました。

自分が考えて想像をして組み立てている少年部達の理想の姿があります。

今日はまた新たに色々感じれた部分があります。

今日話したのは。

『センスとは?才能とは?』

『天才と言われる人間、センス溢れる人間ばかりが最終的に世の中で成功したり、強くなったり、正しいとはまるで限らない』

『無器用だろうが、センスも無かろうが、毎日コツコツ諦めずにひたすら一つの事を続けられる人のそれは、やはりそれも才能であり、センスなんだと』

『自分自身も簡単に言うと無器用だし、センスもない』

そんな話をしました。

『皆はいつ、いきなり劇的に変化するは解らない…それが明日なのか、半年後か来年か、5年先か10年先か…』

『ただ仮に明日、変化する可能性がある人はやはり毎日稽古をしているし、それだけの心身の準備があり、それがいつ華が咲くかは解らないし、途中で諦めたり辞めてしまってはそれすら解らないままになる…』

『明日か半年後か、5年後か、いつ変わるか解らない可能性がある訳だから仮に今、辞めてしまっては余りにも勿体無い…』

そんなニュアンスで話をしたかと思います。

それだけにいつ いきなり誰が気付いて体感して変わるか解らない可能性と、稽古を毎日行っている者だからこそ与えられる可能性がある。

オレンジ帯の幼年部から高学年の試合はまさに凄まじかったです。(試合では再延長戦が度々)

以前に他流派から入会してくれたY君からは今日も凄まじい才能と可能性と強さを感じました。

ビギナーズカップには出ませんが、来年春先の支部内では間違いなく優勝を視野に入れられる生徒だと感じています。

東大和道場にいたら確実に強くなる。

自分がそうしていくと常日頃、考えて感じて指導しています。

実際にそうであると信じています。

幼年から一般部、壮年も全て。

一般部では女子部が頑張りました。

色々 一人一人に話をしました。

皆 稽古後はイキイキとしていました。