湊さん、神代さん、多田将太朗君と自分を合わせ4名で。
組手2時間。(2分×24ラウンド、3分×15ラウンド)
補強稽古、ウエイトトレーニングまで。
組手は全員、同じラウンド数を行いました。
多田将太朗君、この2週間ほどの間に劇的に変化を遂げています。
【既に、全日本クラスで、しかも、強豪選手に匹敵する実力に来たな…】
この2週間で更に、今までの彼とは別人になっていたので、一般の全日本選手と組手をしている手応えと感覚が、ありありでした。
【いよいよ、覚醒してきたな】そんな様子と感覚。
実力的に、7月の全関東大会でも上を狙えるはずです。
秋の初の全日本大会を経験後、来年の全日本ウエイト制あたりは上位、もしくは優勝を視野に導けたらと思います。
5月の静岡県大会の彼とは、更に別人の強さになっています。
そして、湊さん、神代さんも、あの頑張りは既に壮年部の選手達の枠を遥かに超えています。
【…ここまで、やれる気持ちは何なのだろう…】
そんな気持ちにさせられる様子があります。
二人とも、年末には昇段審査を視野に入れてはいますが…
【明らかに、その為にとかではない…】
神代さん、湊さんが、あれだけの稽古を行うのは、二人にとっては当たり前の事であり【自身】との戦いなんだなと感じます。
湊さんは近々、特に組手試合に出場予定もありません。
なかなか出来る事ではないなと感じます。
二人には本当に、黒帯を取得して貰いたいなと思うばかりです。
湊さんは、今日くらいに稽古をした翌朝は、バイク屋さんで仕事をしています。
その日曜日の夜は更に、山田先生が指導をする一般部クラスで、厳しい補強稽古や、組手稽古を行っています。
怪我をしても、どんなに足にダメージが蓄積していても、その時にやれる稽古を必死に取り組んでいます。
山田先生も『…湊さんは信じられないです、本当に頭が下がります…』とよく話をしています。
何かの行事には、当たり前に手伝いをして下さり、子供達の行事時には、子供達がいない間に、御菓子やジュースを沢山、差し入れてくれたり。
神代さんにも同じ様な感謝の気持ちがあります。
…なかなか あんなに一緒に稽古は出来ないです。
参加するしないは全く関係ありません。
ただ、気持ちの部分で周囲が応援したくなるような部分を感じさせる方々です。
三茶の橋本先輩にも長年、同じ気持ちがありました。
上野毛道場の御披露目で、久しぶりに御会いしましたが、本当に嬉しく思いました。
橋本先輩については、いつか機会がある時にと思います。
強靭さの部分では、壮年部の先輩ながらに、まさに【怪物的】な頑強さのある先輩です。
一番は、何よりも【人に優しい】そんな方です。
自分が、三茶から完全に東大和への指導に移行した際に、色々な話をして下さりました。
その日の夜には長い文章で熱いメールを頂きました。
橋本先輩からの、そのメールの内容は、いまだに大切に保存してあります。
壮年部の方々は、若者達とは、また違う部分で、更に熱くて一生懸命な部分があり、そういう部分を感じられる事。
それも、まさに【極真空手】の良さだと自分は思います。
深夜1時、食事へ。
本当に疲れたな…将太朗君が稽古後に沢山、マッサージをしてくれました。
…腹減り過ぎて死ぬ…