深夜 自由研究。【ぼちぼち】


2:40…狩りへ。

数週間前の、樹液があった場所が、幾つも消えていたり、また違う場所に、新たに涌き出たりをしていた。 

そんな中、…樹液のある場所も、殆ど無くなりつつある。

しかし、まだ、いるにはいる。 

時期を遅れて、羽化したかと思われる【カブトムシ雄】【ノコギリクワガタ雄】を捕獲した。

雌は放置してきた。

捕まえた雄らは、元気で、イキが良いので、羽化して、あまり日が経過していないかが、解る。  

ツヤと、強張り方で、若いか、そうでないかを、直ぐに判別は出来る。 

昆虫達の、ライフラインとなる樹液が、至るところで無くなっている中、本能で動き回っている彼ら。

二匹だけ、持ち帰って来た。 

自然界の昆虫達も、ぼちぼち終焉に近付いている。

蝉が落ちて、至るところで、死に始める時期になると、カブト達も、そろそろ終わりに近付いていく。 

深夜の森林の空気も変わり始めている。

7月よりも、匂いや気配が多少、違う。

もう行かないかと、感じていたが、まだ楽しませて貰った。 

やはり昆虫は、6月、7月の方が、元気だなと思う。