狩り編。【探索】


深夜2時。 

別のルートを探索しに。

本物の森林に入る。 

ライト無しには、1メートル先も暗闇で何も見えない。 

電池が切れたら、一歩も歩けない… 

川の流れる音が癒しだ。

どんなに森林の中でも、樹液が溢れていない木には、昆虫は集まらない。 

気温も凄く関係すると思う。

肌寒い日や、雨の日には土の中に潜っている。

森林をひたすら突き進む。

蜘蛛の巣に度々、引っ掛かる場所は普段から人が歩かないのだなと感じる。

顔にかかる蜘蛛の巣を掻き分けるのは、いつもの事だが… 

3センチはある丸々と太った、でかい蜘蛛を見た時には警戒したな。 

【…これは顔で突っ込みたくないな】

だいたい、俺の顔の高さに蜘蛛の巣が張ってある。

落差で瞬時に、右足を着いたら、半月盤の無い膝が【ゴリッ】と、骨の削れる感が。(これは日頃から日常も稽古時にも、よくあるが、それなりに…)

尻と膝がいてー。 

深夜3時30分、読書をして寝よう。