■多田将太朗選手の3回戦、中村昌永選手(兵庫・大阪南支部)との対戦。
全日本ウエイト制大会、二階級王者と対峙する。(本戦3分間)
序盤、御互いに見合う。
先手の前蹴りで、距離を取る多田選手。
強烈な内股蹴りで、前に出てくる中村選手。
ここで、突きの連打から、左右の強烈な下段廻し蹴りの連打を、先に仕掛ける多田選手。
凄く良い。
下段を受けても、びくともしない中村選手ではあるが、徐々に効いてくるとみた将太朗選手が、下段廻し蹴りで更に畳み掛ける。
上段内廻し蹴りも放つ。
打ち合いになるも、中盤までは下段の有効打の数で上回り、接戦ではある。
…しかし、さすがベテラン、中村選手が後半、前に出てきながら、左右の強烈な突きの連打で、まとめに来る。
多少固まり、動きが止まるが、必死にもがき、応戦しようと試みる多田選手だが、ここで本戦が終了。
本戦0-5判定敗退となる。
全日本大会へ初出場ながら、二日目に勝ち進み、ベスト32入りを果たした多田将太朗選手。
今後の活躍にも大きな期待が掛かります。
お疲れ様でした。