今日最初に来たC君。(せたひがラリーの回数を見せてくれた)
彼は空手が大好きとの事でした。
明るい性格で良く話をしに来てくれます。(J君が来てから2人でマリオの効果音合戦をしていたのも面白かった)
最初のクラスではオレンジ帯のH君、久しぶりに来てくれました。(忙しい彼は土曜日のみ時々来て空手を続けてくれています)
おとなしくて優しい性格ですが一生懸命頑張った稽古後には『手が痺れた…』と嬉しそうに話してくれました。
コツコツ長く続けています。
体格も大きいので、茶色帯のK君と一緒にペアを組ませました。(たまにしか来れない彼を気遣うK君の優しさも良かったです)
男の子達なので時に喧嘩をする事も本当に稀にはありますが、基本的に皆優しい子供達ばかりです。
ここ数年は道場でも子供達の喧嘩は殆ど無くなりました。
彼らは日頃から空手で汗を流して発散している事や御互いを思いやる仲間意識も凄く強い。(仲間の試合の応援にも御互いに駆け付けてセコンドにも入ります)
聞くと彼らは学校よりも道場を大切にしていて好きだとも話してくれます。
幼い頃から長年 一緒に同じ目標に向かい、厳しい稽古で努力をしている事が彼らの友情に繋がっている部分だなと感じます。
稽古に行くのが気が重い事は誰しもありますし、あっていんです。
自分も年中ありましたし、稽古前は今でも時に憂鬱にもなります。
子供達は尚更、波はあって良いです。
ただ そこで弱い自分に打ち勝ち、稽古をやりきった後には、やり遂げた者にしか解らない達成感と充実感が得られます。
それが稽古です。
気乗りしない自分を当たり前の感情として受け入れるのが大切だなと自分は考えています。
解りやすく子供達に伝えていけたらと思います。
明日のビギナーズカップの為、特に2クラス目は少なめでした。
今日は三茶からは久しぶりにMちゃんと昭島からはY君が出稽古に来てくれました。
Mちゃん組手、頑張りました。
今感じる部分をアドバイスしました。
彼女はバリバリの試合思考の生徒なので関東大会に向けて出稽古に来てくれました。(関東大会では第3位の実績と、9月の城西カップでも優勝しています)
いかに意識を高めて毎回の稽古、スパーリング、組手に挑んでいくかが大事になると皆に最後に話しました。
出稽古に来てくれる生徒達が沢山いる事は凄く幸せな事です。
手合わせをしていくうちに御互いに道場の仲間と同じような信頼関係も出てきます。
自分はそういう部分は凄く好きなので子供達にも大切にさせています。
その代わり稽古は厳しく御互いに高め合わせます。
中途半端に馴れ合う組手をさせないようにしています。
自分も長年の選手としてもそうしてきました。
最近ますます強くなっている彼らをみて嬉しくなりました。
試合、選手、それに向けて頑張るのは良い事ですし、道場全体がそう雰囲気なのは素晴らしいと自分は考えています。
中には組手や試合が苦手な子や、嫌いな生徒もいます。
それも全然良いんです。
そしたら その生徒達には好きな空手の稽古や仲間達との楽しい場と道場を大切にさせてあげたら良いだけです。
嫌がる組手は無理にやらなくても良いんです。(組手を苦手にしている生徒には周りの仲間達も優しくしてくれますし、痛め付けたりはしません)
それは色々あって当然なので良いです。
ただ、試合に出ると決めたなら、またエントリーしてしまったのなら やるしかないですし、稽古には来ないと試合では何も感じられずに、ただ負けて悔しいし、痛いし切ないし、嫌だなと感じただけで終わってしまいます。
そうならない為にはどうするか、意味のある物にする為にはどうすれば良いのかを解らせてあげないと、いつも考えています。
精一杯、必死に戦って試合に負けるのは全然良いんだよ、皆には話をします。
色々な事を感じて貰い、また心身の部分で色々な事が次に繋がるのが一番理想です。
昭島のY君と東大和のK君の試合さながらの激しい組手を沢山行いました。
最後に2人のみの組手を後輩達にも見せました。
『今6年生の中では、全国や国際大会でも一番強い先輩達だから、この組手を観たがる他支部の人達もいるだろうし、好カードだよ』 と話しました。
実際に実力も試合実績もそうです。
K君は今年は国際大会王者を2人と、国際大会第3位の選手達にも勝利しました。
Y君も国際大会王者に勝利して、彼は過去には全日本大会第3位の実績もあります。
ワクワクするような組手内容でした。
御互いにライバルなので今後も高め合って貰いたいなと思います。
明日ビギナーズカップに出場する選手の皆さんは頑張りましょう。
■ビギナーズカップの為、日曜日の型クラスはお休みとなりますので道場休館となります。
お間違えのないようお願い致します。