無事に終えられた。
今年最大の驚愕だった。
永吉美優さんの【世界大会無差別級制覇達成】
極真会館にとって、日本人女子選手の世界大会二冠制覇達成は初の快挙であり、今後の極真会館の歴史として50年後、100年後も語り継がれていく伝説となるはずだから。
しかも、世界大会無差別級制覇…
あのメンバーのトーナメントでの優勝であり、それを成し遂げた事がどれだけ物凄い事かと。
上宿小学校での演武会も無事に終了する事が出来たし、美優さんの成し遂げた前人未踏の偉業達成を紹介するのは必須だし、あれだけの偉業を成し遂げた直後の彼女に、試し割り演武をやらせる訳にいかないし、ましてや、俺自身が演武をしている場合でなかったし、本当に2週間、毎日真剣に考えてきた。
彼女が成し遂げた偉業を思い返す度に、今も震えが来るほど興奮してしまう。
何にせよ、無事に彼女をフィーチャーする事が出来て、本当に安心した。
演武を終了した後、東大和道場にて。
少年部達一人一人も勿論だが、中学生の佐久間一華さん、小谷タツキ君、一般部の皆がいてくれたからこそ、成功した事への感謝の気持ちを皆に話しながら。
この日の演武会の為に手伝いに駆け付けてくれた、大森明日夏さん。
彼女は、美優さんの同学年同世代であり、彼女達は幼い頃から、東大和道場で共に稽古をしてきた先輩後輩でもある。
美優さんの世界大会の応援の為、武蔵野の森総合スポーツプラザへも足を運んでくれた。
湊さん、宮本さん夫妻、多田将太朗君も本当に重要な役割をしながら演武を盛り上げてくれた。
皆、忙しい中で、道場の為に協力をして下さり本当に有り難いなと感じながら。
演武会終了後、美優さんと食事へ。
2週間前の世界大会での、彼女の戦いを振り返りながら。
世界一流のアスリートであり、当然、物凄く頭も賢いし、彼女の誠実な性格や人柄を感じ取りながら2時間ほど大事な話をした。
彼女が、どんな生徒か。
自分自身の生徒だし、多田将太朗君、布田大樹君、永吉美優さんも【俺にしたら昔からのままだし同じだよ】と、彼女に話しながら。
自慢の生徒でしかないし、俺が語るべきだし、人々に彼女を感じさせたいなと思いながらも既に10年以上が経過した。
深い気持ちだけ。
2019/12/7
極真会館 東京城西世田谷東支部・東大和道場