走り込みへ。
稽古を出来る事が本当に幸せな事だし、最高に気分が良いなと感じながら。
昨日の疲労感はいくらかあったもの、ストレッチは本当に入念に行い、腿裏の肉離れに気を配りながら、ダッシュを繰り返した。
まだまだ動ける体を維持しなければいけないし、心身を鍛える事、稽古を積み重ねる事は、生きる事と何ら変わらない。
道場に戻り、汗を拭いて着替えてから子供達を待った。
〈月曜日少年部クラス〉
少ない人数で。
だけど稽古はしっかりと。
昨日の【茨城県大会チャレンジカップ小学2年生】の部で、なんと5試合を勝ち抜いて見事、優勝してきた煤賀昂誠君。
今日道場に来ると【昨日はありがとうございました、お疲れ様でした】と、彼と、お姉ちゃんの南羽さんが、それぞれに挨拶をしてくれた。
えらいなと思う。
物凄く大切な事でもあるから。
そこからコミュニケーションへも繋がり、更に試合の話やらにも広がっていく為、仮に空手以外の事でも彼らがこれから様々な事で、彼らの為に何かを協力してくれたり、お世話になった人達には、自分達からお礼や挨拶が出来るようにもなる。
俺自身がお礼を言われたい訳でも、労って貰いたい訳でも何でもなく、彼らの将来に必ず役立つ部分でもあり、日頃からそういう事も子供達には常に話してはいる。
だけど幼い子供達が、彼ら自身の口から言葉にして言えるようになるには、彼らの親御さん方の影響が凄くあり、中には試合を終えても、勝っても負けても、まるで何事も無かったかのように振る舞ってしまう子供達や、そういう事を知らずにいる子供達の方が実は凄く多い。
そういう場面では、必要だなと感じる際には、きちんと彼らに教えてあげる事を心掛けてはいる。
優勝者にはメダルと賞状以外に、米3キロの副賞があったとの事で、片手に米を持ちながら、彼が会場を後にする姿が印象的だった。
【お米3キロ、重たかった…】と、今日来た際に彼が笑顔で話してくれた。
【あはは!うん、昂誠には重たいだろうね】と返した。
無尽蔵のスタミナと誰にも負けない元気ぶりで、組手試合2度目の優勝に成功した。
尊敬、感謝、忍耐の話を皆とじっくりと。
大山総裁が、日本から世界中に広めた極真空手が、一体、何に繋がっているかの意味を彼らに説明しながら。
22:20事務処理、補強稽古、ウエイトトレーニングして終了。
2022年11月20日(日)の【極真会館/ 第54回全日本空手道選手権大会】に向けて。
まだまだやるぜ。