東京体育館にて。(2022/11/20)
【極真会館/ 第54回全日本空手道選手権大会】の観戦と応援に来てくれていた、東大和道場の生徒達。
実際には少年部、中高生の生徒達だけでも20名以上は来ていたと思う。
更には一般部クラスと、東大和道場関係者の大人の方々20名程が会場に足を運んで下さった。
大会終了後に、永吉美優さんと、多田将太朗君と。
この時、既に夜の20時近くになっていた。
多田君と、三軒茶屋道場の青木さんが、いつもの如く、ホテルでの朝のアップを含めて、付きっきりでサポートとセコンドをしてくれた。
極真会館の大看板でもある、重量級世界王者の荒田昇毅選手と全力で戦えた事を本当に嬉しく思う。
トーナメントが決まり35日間を、彼の事を毎日ひたすら考えて過ごす事が出来た。
これまで長く積み重ねてきたからこそ、このタイミングで、極真会館の荒田昇毅選手と戦える時が来た事を本当に有り難く思いながら、試合当日を迎える事が出来た。
試合後には荒田選手が、金久保の控室に挨拶に来てくれた事。
彼と二人きりで会話をしながら、互いの気持ちを伝え話せた事を本当に嬉しく思う。
試合も勿論だが、ああいう瞬間は一生忘れる事はないなと染み染み思い、熱い物が込み上げていた。
大会後の支部終礼解散後の夜8時頃、東京体育館入り口に佐野先生の姿が…
【佐野先生がいます!】と、前を歩いていた多田君が気付いて知らせてくれた。
【ああ、佐野先生、また待ってくれていたんですか!?しかも雨が降ってる中…】と俺が佐野先生へ。
【あー、来た来た!いやー、良い試合だった!なんだか安心した!どうしても会って(金久保に)伝えたかったから!】と佐野先生から。
2016年に行われた【第48回全日本空手道選手権大会】でのロシアの、ゴデルジ・カパナーゼ選手との2度目となる試合を戦い終えた時の様子が、同じ場所で少しフラッシュバックした。
その後、いつもの如く多田君に、あーでもないこーでもない言いながら、千駄ヶ谷駅から電車に乗った。
多くの物事に感謝の気持ちを忘れない事。
人生の中での貴重な財産となる一日だった。
2022/11/20