〈水曜日少年部最初のクラス〉
めっちゃ頑張っていた。
彼は体力が切れるまで全力で稽古していた。(まだ3歳になったばかり)
ミット打ちも全員が全力全開で取り組んでいた。
みんな気合いが半端でなかった。
6月の昇級審査の見極めと、支部内組手交流試合に向けて。
〈以下、水曜日少年部2クラス目〉
補強稽古、型稽古、フィジカルトレーニングを中心に。
積み重ねと継続。
〈水曜日一般部クラス〉
金久保、神代さん、大髙さん、飯島伊織君、大舘杏紀さん、煤賀瑛心君、久保太陽君、山崎心音君、和気清大君、煤賀南羽さんで稽古に参加。
空手復帰後、2回目の稽古参加の伊織君。
スタミナもある。
これから深い部分で、極真空手を通じて更に心身を鍛えて貰えたらと思う。
中高生達もそれぞれのテーマに沿って。
彼らの倍のラウンドで、自分自身も徹底的に追い込んだ。
神代さんがミット持ちや、フィジカルトレーニング、打たせ稽古の付き合いをしてくれた。
少年部クラスから連続で稽古参加の女子達は休憩を多めに挟みながら。
最初のクラスを終えて、2クラス目は全員で軽めのウエイトトレーニングで締めとして。
汗を流す事。
自分自身と向き合う事。
格闘技であり武道である極真空手の素晴らしさと稽古の充実感は、積み重ねている者達にしか分からない部分で、その他の貴重な部分を含めて、生徒達にもそれを伝えてあげられたらと思う。
特に中高生から大学生、十代の若者達にとっては道場での日々の稽古の積み重ねが、彼らの後々の人生に確実に役立つ物でしかないという事。
幼い頃と中高生の時期にそれを経験してきた子供達には、まさに物凄い力が備わってしまう物でもある。
心身鍛錬てそういう物。
全て終えてから◯◯◯◯へ。
極楽。
帰り際…
【みんな戻ったの??(コロナ明けて)】と、番頭のお爺ちゃんが話しかけてくれた。
少し世間話をしてから、いつも深夜までバリバリ働いている、お爺ちゃんに【体調は大丈夫ですか?今、お幾つなんですか?】と、初めて年齢を質問してみた。
【うん、体調は大丈夫!】
【90!!(歳)】と、力強く返答してくれた。
80歳を少し超えられているくらいかなと前々から考えてはいたんだが、今日は実年齢を知り本当に驚いた。
90歳で、毎日深夜までバリバリ動き続けて、あれだけ肉体労働をされている様子にまさに驚愕だったのもある。
【いやぁ…本当に素晴らしい…しかし凄く若く見えますね!】と話すと…
【そう??何も出ないょ…】と、少し嬉しそうにしながら笑ってくれた。
俺よりも43年も長く生きている…
俺はあと43年だなんてとても生きられない、本当に凄いな…と、深々と感じた。
◯◯◯◯のお爺ちゃん、まだまだ、ずっと元気でいて欲しいなと思いながら。
いつも会う度にそれを思う。