《2018城西世田谷東・支部内交流試合 試合結果》【極真空手 東大和道場9】【番外編】

スゲー試合だったな…

本戦2−1(大坪航君がリード)(延長戦…本戦と同じ展開ながらも終盤、橋田君の上段前蹴りで技ありが入り5−0橋田君が優勢勝ち)(身長差約30センチ)

支部内交流試合の一週間前に出稽古に来た彼に、大きな選手が何を嫌がるか、どの角度で突き技を攻撃したら、大きな相手に威力が伝わるのか、今の航君の持っている技で何を一番の武器にして戦いに挑めば良いのか…様々な戦略を立てながら彼と話しをした。

『うわ!…どっかで見た事のある突きだ!…あの左の突き!』佐野先生が、大坪航君の様子を見ながら楽しそうに言葉を発する。

田無道場の橋田君は、佐野先生の生徒であり、ここ数年メキメキと実力を伸ばしながら、各大会では毎回実績を残している。(強豪選手達が集う10月の城西カップでも優勝していた)

佐野先生と一緒に、橋田君 VS 大坪航君の決勝戦を見守りながら。

しかし、俺の組手にソックリだな…本当に。

突きの打ち方とか、挟み方とか…まさにコピーなんだけど、長年を付ききりで、まんま教えて来たし、当たり前と言えば当たり前なんだけど。

面白い程に似ているな。

彼は俺が話す話しの全てを、驚く程に何でも吸収してくれる生徒でもあるが。

様々な物に対しての観察能力に長けている。

彼は静かで口数が少ないし、余計な事を一切語らない性格だが、日頃から物凄く様々な事を観察しながら分析をしている。

極真空手が大好きだし、極真空手に誇りを持っている。

頭も良い。