夏休み自由研究。【神秘の音】

深夜3:40…いたいた。 

雄のカブトムシ達。  

昼間、夕方の大雨の為、木々は湿り、樹液が全て洗い流されていたが… 

…凄い物を目の当たりにして感じた…

カブトムシの雄達が、一生懸命に吸っていた【樹液】

【ジジジジジジジジジジ…ジジジジジ…ジジジジジジジジ…】

周囲へと、生の音が聞こえるくらいに、木から滲み出てくる樹液… 

大雨で跡形もなく流された、真っ白な泡状の樹液の出ていた木から、新しい樹液が音を立てながら、ひたすら滲み出て来ていた。 

神秘的だなぁ… 

雨上がりの森林の匂いも、大雨で湿りきった木から滲み出てくる自然の樹液の音…それを吸いに来ていた昆虫達にも感動した。 

飼っている、カブトムシ達も増えてきた。 

夜中は賑やかだ。

命を全うするまで、高タンパクなゼリーを吸い続けて貰えたらと思う。

涼しくなる秋口には、木々の樹液も無くなっていく中…自然界に生息したままよりも、飼育している方が長生きはするかと思う。