日曜日夜。【久しぶりに】

日曜日夜、儀保恭祐君から電話があり。

稽古を終えて、店にいた俺のところに直ぐに会いに来てくれた。

【お疲れ様です!お久しぶりです!】と、体格の良い青年が笑顔で店内に入って来た。

【おー、恭祐!お疲れ様、久しぶりだなぁ、座りな、イカツイな恭祐!最近どうしてる?】と、彼に。

現在の体重は、97キロほどもあるという彼。

まさに格闘技向きの素晴らしい体躯をしている。

21歳になり、既に三人の子供達を育てながらも、仕事でも立派に成功している。

ハキハキと話が出来て、凄く礼儀正しいし、本当に魅力的な好青年でしかない。

元気に生きてきた若者達ほど、いざ会うと同世代の若者達よりも、より一層と輝きを放っているのが、まざまざと分かるし、実際にそういう物だ。

彼の現在と今後の話や、彼の実の妹達弟達の話しと、格闘技や極真空手の話をした。

彼の妹達弟達の話は、彼との共通の話題であり、俺自身の今現在の実の生徒達の話でもあり、いざ話し出すと夢中になってしまうから、長時間にならないように気を付けた。

昔、東大和道場に来た時に、初めて会った時の儀保恭祐君の様子や、彼との会話も全て覚えている。

自分自身が21歳の頃を考えると、今の彼は本当にしっかりとしているし、仕事の話を聞いていても本当に立派だなと思う。

彼の元気な姿と現在の様子が分かり、とても嬉しかったし安心した。

【幼い頃から極真空手をやって本当に良かったです!】と、染み染みと話していた恭祐君。

彼を本当に応援している。

この日の今の彼に恥じないように、自分自身もしっかりと生きなければと思い感じながら。

2022/10/30