極真空手 東大和道場 火曜日一日。【少年部クラス】【稽古の意味】【元生徒の来訪】

12:00三軒茶屋道場にて諸々済ませて。

16:45〜19:40東大和道場にて、少年部2クラスを指導。(火曜日)

審査の見極めをしながら。

白帯の片岡結斗君、横山翔一君、オレンジ帯の松島颯太君、青帯の土屋賢太郎君に、次の審査の用紙を渡す事が出来た。

それぞれに、とても真面目に一生懸命に稽古に取り組んでいて成長を積み重ねている。

次の帯に進むに相応しい心技体を、コツコツと積み重ねていると判断しながら。

中高生達は、星野悠久君、石河ローレンス君、佐久間一華さんも稽古に参加して、後輩達と手合わせをしながら、また、彼ら同士も真剣に稽古に取り組んでいた。(少年部選手Aクラスにて)

少年部達一人一人も同じく頑張っていた。

【空手の稽古を通じて、自分自身の心身を真っ直ぐに調節していく事】【次に何をするべきかを自分自身でも理解していく事】【実際に変わろうと、具体的に何かを変えるんだと思いながら、意識をしながら稽古を積み重ねていく事】

稽古後の彼ら全員に話しながらではあるが、全てが自分自身にも当て嵌まり、言い聞かせて実際に常日頃から考えている物でもある。

全く簡単ではないけど、自分自身に必要な事だから。

20:30事務処理をしていると…

一人の若者が入ってきた。

なんと、元道場生の西原楓真君だった。

【先生、無事に高校に合格したので、報告の御挨拶にと思って来ました!色々ありがとうございました!】と話してくれた彼だが。(昨年までにも受験勉強期間中、何度か道場に相談に来てくれたりもしていた)

数年前には学業に専念する為、一度退会をしていたのだが、時々ふと道場に顔を出しに来てくれたりと、その時の近況報告をしてくれていた彼だが。

無事に高校に合格して、清々しい表情で挨拶に来てくれた。

当時、勉強は好きでないし苦手だと話してはいた彼だが、学校の成績とは別で、彼は幼少期から賢い生徒であり、実際に頭はとても良いといつも感じていた。

幼い頃から、きちんと大人と会話を楽しめたり、二人きりでもその時に思っている事や気持ちを素直に話してくれる生徒でもあった。

久しぶりに彼の目を見た時に…

【ああ、全然大丈夫だな】と直ぐに安心する事が出来た。

【楓真なら、これからも絶対に大丈夫だよ!道を逸れたりする事なく、真っ直ぐに道を歩んでいけるから!そうか、高校に合格出来て良かったな、おめでとう!本当に良かった】と、彼に伝えながら。

彼は幼少期から7年半続けた極真空手が、本人の中でも様々な部分に対して、確実に役立っているという実感があると話をしてくれた。

まさに、そういう効果があるという事で、幼い頃から空手を一生懸命に続けると、後々の人生にも大きな良い影響が効果として、分かりやすく表れてくる物だなと思っている。

当時の彼に感じてきたり話していたのも、まさにそういった部分でもあったし、思春期な時期でもあるが、彼は会う度に良い表情になっている。

幼い頃から、よくこの場所で対面して話をした。

いつも自分をしっかりと持っている生徒でもあったが、当時の空手がこうやって生きてくるんだなと改めて感じる。

過去には退会する際にも挨拶も無しに、本当に消えていってしまう生徒達も中にはいたけど、それぞれの性格や資質と生活環境もあるから、深く気にしない様にもしているけど。

彼みたいな青年はこれからも立派に育っていくはずだし応援している。

目や表情を見ると直ぐに分かる、本当にそういう物だから。

22:30自主トレ、事務処理をして終了。

2020/3/24