先日、挨拶に来てくれた川内翔太朗君。(高校一年生)
高校生になりこれから忙しくなる為、7月いっぱいで一度道場を退会する事になったが、素直な様子は子供の頃から何も変わらない。
5歳から空手を始めた彼は、東大和道場でコツコツと稽古を積み重ねて、幼年部から少年部、中学生、高校生になるまで極真空手を続けてきた。
少年部の頃には同世代の雨宮伶空君、星野悠久君達と共に、日々必死に稽古を繰り返してきた。(支部内特選クラスや西東京都大会では常に優勝か準優勝の強さも誇ってきた)
中学一年生の頃に出場した国際大会では、持ち前のセンスとパワフルな組手で4回戦まで勝ち上がり、入賞を目前のベスト8になった事も。
後の関東大会では、国際大会王者と互角の戦いで延長戦でも一進一退の激闘を演じた事もあったが、彼の格闘センスはピカ一だった。
頭の中でイメージを描きながら体を動かし、突き蹴りを放つのも抜群に上手かった。
彼のシャドーやサンドバッグ、組手を観察していると、その才能は素晴らしい物だと感じる事ばかりだった。
稽古をやればやるだけ伸びるタイプでもあったが、今後の目標に向かって11年間の極真空手で培った心身の強さを活かして、今後も彼らしく頑張って貰いたい。
【極真空手で茶色帯までになるのは簡単な事ではないし、そこまでやれた事も立派な事だし、翔太朗ならこの先も何をやってもしっかりと出来るよ】と話しながら。
誰にでも本当に優しくて真面目だし好青年だと思う。
16歳になるという川内翔太朗君だが、男前だし逞しくなった。
寂しさもあるが、また東大和道場にも遊びに来てくれるかと思う。
2019/6/27