極真空手 東大和道場 土曜日。【一般部選手クラス】【第50回全日本空手道選手権大会に向けて】【金久保典幸・多田将太朗】

19:00~23:00 一般部選手クラス。(稽古に参加)

中城さん、神代さん、湊さん、多田将太朗君と稽古に参加した。

シャドー10分間、組手稽古2分×24ラウンド(全員が同じラウンド数を行う)、打たせ稽古(腹、太股)、中ミット、サンドバックで打ち込み、蹴り込み、息上げの追い込み稽古、ウエイトトレーニング(全身)補強稽古、体幹トレーニングまで。

4時間の稽古となった。

皆、最後まで本当に全力で稽古に取り組んでくれた。

来年、還暦を迎えられるという湊さんだが、全てのメニューを必死にこなしていた。

そんな湊さんは、10月には城西カップへと挑む事となる。(壮年選手権大会にエントリーしている)

凄い事だと思うが、いまだに伸びている部分もあり、前回、湊さんへと伝えていた部分を今日の稽古では、確かな進歩を感じる頑張りで実際に見せ付けてくれた。

神代さんは、秋の第26回全関東大会(壮年選手権大会)を目指す予定でいる。

パワーを増していて、更に打たれ強さも増しているが、足掛け技にも確かな上達が見られる。(湊さんも足掛け技に磨きが掛かってきたが、神代さんも足掛け技を得意としている)

先週から稽古に復帰している中城さん。(2018国際壮年選手権大会・準優勝)

相変わらずのパワフルな組手で、激しい組手稽古に取り組んでいた。(2019年は、国際大会壮年選手権で世界一を狙う)

中城さんなら、それを達成出来る可能性は大いにあると思う。

多田将太朗君、10月に行われる【第50回全日本空手道選手権大会】に向けて必死の追い込み稽古。

上段の蹴り技は勿論の事、押しの技術や足掛け技にも素晴らしい対応能力を見せながら確かな進歩を繰り返している。

【組手では本当に苦しく厳しい局面で、どれだけ自分自身を厳しく追い込んでいけるかが凄く重要だし、バテる事や次のラウンドを考えずに無理矢理にでも体を動かして攻めていく事】

彼にはそれを伝えながら。

自分自身にも勿論、当て嵌まる部分でもあり。

多田将太朗君とマンツーマンで組手稽古をする時には、時には2分×40ラウンド以上の組手稽古を行う事もあるが、稽古後には、御互いに血尿が出るまで組手稽古を繰り返した事が何度もある。(本当に真っ赤な鮮血の尿が出る事もあった)

それ自体は、身体に良い事は一つも無いし、そこまでやるべきではないのかも知れないが、そうやって深い部分で、何度も何度も何十年もの経験を積み重ねて、初めて身に付いて来た物も実際にはある。

生徒達と手合わせをしながら、皆に今までの自分自身を伝えていけたらと思うし、今の実力を保ちながら、実際にあと何年それを続けられるかも解らないが、まだまだ様々な部分で伸びていけたらと考えて止まない。

調子は良いと思う。

本当に良い稽古が出来た。

稽古後…

石河ローレンス君、佐久間一華さんが、中城さんがしばらく来れていない事を気にしていたと伝えると…

『みんな(ローレンス、一華ちゃん)ごめん…』(甲高い声で呟く中城さん)

『お父さん、忙しかったんだよ…(仕事が)(これも甲高い声で嘆くように呟く)』

全員で、ウエイトトレーニングを追い込んでいた時間帯で皆が吹き出していたが…

全ての稽古が終わり、掃除を終えてから、道場入り口で大きな声で十字を切る中城さん…

『よし!世界2位!!また頑張ろう!』(道場入り口のボードに貼り出してある、中城さん自身の国際大会2位の試合結果の写真を見ながら本人から発せられた言葉)

面白かった。

中城さんが何かを言えば、色々面白いし皆が本当に笑顔になる。

そんな人だ。

24:30 多田将太朗君とマッサージ、ストレッチを終える。

疲労が溜まる中で、怪我も無く無事に一週間の稽古が終われて良かった。

26:00 食事。