極真空手 東大和道場 土曜日一日。【一般部選手稽古】【積み重ねの意味】

14:30〜17:30 少年部2クラスを指導。

19:00〜22:00 一般部選手稽古。(稽古に参加)

神代さん、中城さんと三人で稽古。

シャドー10分間、組手稽古(2分×20ラウンド)、打たせ稽古、サンドバッグで打ち込み、追い込み稽古、ウエイトトレーニング(上半身)、補強稽古、20キロプレートを抱えてフルスクワット、顔面ディフェンスの反復、体幹トレーニング。

神代さんは、一ヶ月ぶりの道場稽古となったが、仕事が多忙な合間に、走り込みや自主トレをしっかりと行っていた為、最後まで必死に稽古に付いてきながら。

8月の極真祭での【全日本壮年選手権大会】を目指す方向で。

力強い突き技の連打を放ちながら、組手稽古に挑んでいた。

2019年4月の国際壮年選手権大会・重量級で優勝を目指している、中城さん。【2018国際壮年選手権大会・重量級 準優勝】

過去最高の意気込みで稽古に挑んでいる。

鬼気迫る気迫と勢いで、厳しい組手稽古に取り組んだ。

全ての部分において、今までで一番に強い中城さんかと感じる。

埼玉県大会後、様々な視点から全てを見直し、2019国際大会での頂点を目指すと新たに決意を固めた中城さん。

今週は自主トレ以外にも、週3回の道場稽古に参加する事を決めていた中城さんだが、激しい稽古を全て終えてからの掃除後…

明日の日曜日は、朝5:45分に起床をして、翌朝月曜日までの24時間を仕事だという事を打ち明けてくれた。

最初にそれを話さなかったのは、帰宅が遅くになろうと、翌朝から泊まりの仕事に向かう中で、厳しい稽古での疲労や、組手稽古のダメージが残ろうと、土曜日の選手稽古を含めて、今週は週に3回を絶対に道場稽古に参加すると決めていたからだと感じた。

今までの中城さんより、全てにおいて変化を感じているが、国際大会では、おそらく優勝するのではないかと思う。

その実力や意気込みは、間違い無く備わっている。

あとは、時の運だ。

23:30 ストレッチ、掃除、マッサージを終了。

【何の為に空手の稽古を継続するのか】【自分にとっての空手とは一体何なのか】【試合に出る事には何の意味があり、どの様な形で自分の何に繋がる物なのか】【厳しい稽古の積み重ねは、最終的に何に役立つ物にしていくべき物なのか】

神代さん、中城さんに話をしながら。

一緒に稽古をしながら、長年の神代さん、中城さんを知る中で、今の自分自身が、何を二人へと話をして伝える事がベストなのかを本当に真剣に考えながら。

神代さん、中城さんと共に稽古を積み重ね、激しい組手稽古を繰り返しながらも、意味のある形のある物にして、二人へと返してあげたいなと感じて考えていた。

自分の事ばかりを考えて生きていると、何も見えなくなってしまうし、人の心は何も見えなくなってしまう物だから。

様々な物事に対しての、感謝の気持ちを絶対に忘れたらいけない。

自分を戒める気持ち、律する気持ちで稽古を積み重ねているつもりではあるが、大好きな空手での事であり、物凄く幸せな物でしかないけれど。

いつもそれを考えている。

自分自身が何かを知り、何かを積み重ね、空手を継続する事が、自分以外の人達の何かしらの役に立つ事が出来たら更に幸せだなと。

神代さん、中城さんと、今日一緒に稽古をしただけでも様々な事を感じ取り、幾つもの勉強にもなった。

稽古を終えてから深夜、携帯を見ると…

◯◯◯◯での◯◯◯を無事に終えてきた、多田将太朗君から報告のメールが来ていた。

26:00 食事。

疲れたな…

何食おうかな。

2019/3/30