極真空手 東大和道場 土曜日一日。【少年部クラス】【永吉美優さんの祝勝会に向けて】【そして…】

14:30〜18:00 少年部2クラスを指導。

明日の永吉美優さんの祝勝会、宴会場での席順の希望をして、当日を楽しみにしている彼ら。

クリスマス会ばりに、美優さんの祝勝会を楽しみにしている今回の少年部達。

【無差別の全日本大会優勝は…本当に凄い事で、しかも2度目の無差別優勝となり…今年(2019年)、美優先輩は日本代表選手として、体重別・体重無差別と…2つの世界大会に挑む、極真女子の日本最強の選手でもあり、皆の先輩である、東大和道場の美優先輩に、世界大会への応援の気持ちも込めて、是非とも、昨年の2018全日本女子の無差別優勝の御祝いをしてあげて欲しい…皆、頼むよ】と、子供達には何度も何度も話しをしてきた。

美優さんが、どんな選手達と…どの様な戦いをして、2度目の全日本大会優勝を勝ち取ったか等、子供達に分りやすく、詳しく、彼らが興奮するように説明をしてある。

彼らの中では、自慢の先輩であり、憧れであり、【強くて、カッコ良くて綺麗なお姉さん】的な気持ちもある様子だが、実際に物凄く尊敬しているみたいだ。

素晴らしい事だ。

全員、物凄い頑張りを見せてくれた。

2クラス目は、深い内容で、本当に深い意味のある稽古を繰り返させた。

肉体的にキツイとか、そんな簡単なレベルの物ではなくて。

長年の積み重ねであり、行く行くの彼らには、いや…既に今の彼らにも、大切な部分の多くが浸透しているという事の自負はある。

それだけの指導も、気持ちも注いでいる。

学校では決して学べない部分であり、自分自身の仕事であり、今の役割りでもある。

昔から、そこは何ら変わらない。

本当に簡単な物ではないからだ。

19:00〜自主トレ。(ロープトレーニング、体幹、補強、ウエイトトレーニング、シャドー)

そろそろ、稽古を終えようとしていた頃、何と…久しぶりに、後輩の網谷君が、またもやノーアポで、道場の扉をノックして現れた。

【何だよ、網谷か…お前、来るなら来るで、メールでも何でも、連絡くらいしろよな…ノーアポとか辞めろよな! 俺が道場にいなかったらどうすんだよ?…まだ、もう少し稽古して、明日の準備やら、幾つか仕事もしようとしてたんだから…イラっとしたぞ、扉開けて、なんだ、この時間帯に、この背の大きな男は…って、今日は誰も来ないはずだし、誰だよ、ノックがしつけーし、非常識な奴だなと思い、顔見て、実際に、網谷だと認識するまでに時間かかったぞ、マジでイラっとしたけど、何しにきたの?俺の時間を邪魔して】と、笑いながら捲し立てて、彼をいじった。

【永吉さんの…○▽▷→/¥/:><#\|……】彼が、満面の笑みで答える。

【ぁあ?!】と、返す。

【ちょっと、もう虐めないで下さいよ…たまたま仕事帰りに寄れそうだったので、寄り道しました】と、更に笑顔で答える彼。(彼の今の自宅から東大和道場までは、片道90分は掛かる)

殆ど、昔と同じく、いじって楽しんでいただけだけど、久しぶりに面白かった。

【突然、お邪魔しました、永吉さんの○○に○○○○○まで○○○て頂き、有り難うございました】と、彼。

【ノーアポで、いきなり稽古中に来て、90分間も道場にいて、稽古と仕事の本当に邪魔だったけど…】と、投げ掛けると、いつもの様に、満面の笑顔の網谷君。

彼は、明日の永吉美優さんの祝勝会前に、御祝いの気持ちを伝えに来てくれた。

昔から、サプライズ好きな彼で。(過去には東大和の少年部達に、沢山のミットを送ってくれたりもあった)

長年の空手での後輩でもあり、親友でもある彼だが。

ただ…ノーアポは辞めろと、何度も話しながら。

【それを振り回せ、そこでトレーニングして帰れ】と、重りを持たせておいたけど。

実際には、もっと更にからかって、道場の扉を出るまで、いじって大笑いしていた俺だが、彼が元気そうで良かった。

2019/2/2