極真空手 東大和道場 日曜日一日。【生徒達への空手の指導の一部分】

10:45~12:25 少年部・一般部クラスを指導。(日曜日)

S君、(6歳)幼稚園年長になる男の子が体験に来てくれた。

集中力があり、最初から最後まで飽きる事もなく一生懸命に空手の稽古が出来た。

帰りにはお母さんに、明日も道場に来たい…と、話す程に空手が楽しかったみたいだ。(近々、入会予定)

楽しみだ。

今日の少年部クラスでは、基本稽古(手技)、フィジカル、ミット稽古までを全員で。(一般部の久保さんも稽古に参加)

日曜日の稽古では、基本的に組手稽古をやらず、子供達には伸び伸びと稽古を楽しんで貰う事に重きを置いている。

日曜日の稽古を好きな子供達も実際に多い。

稽古の合間、稽古後には、子供達に話をする事も沢山あるが、彼らにはひたすら真剣に語りかけていく事が大切だなと考えている。

日頃、平日の稽古では更に、本当に厳しい稽古を連日こなす彼らだが、年数を重ねながら一年中を…

空手を通じて彼らと接しながらであり、彼らとの信頼関係を一番に大切にしている。

何を伝えたいか、何をさせたいのか、何を教えてあげたいのか、空手の楽しさを理解させてあげる事、では何の為の子供達の空手の習い事なのか、それらもほんの一部分でしかないのだが、彼らに伝えている部分でもある。

人に何かの物事を伝えるには、10年、20年は、確実に経験が必要になるのだろうとも感じるし、ずっとそれを継続していなければ、人に何かを教えるとかは自分自身には出来ないと思う。

だから稽古もするし、試合場で戦える状況にあるのだから喜んで戦いたいし、それは本当に幸せな事なんだなと感じて常々考えてもいる。

今は想像する必要も無いのかも知れないが…

では、現役選手を引退して組手試合にも出られなくなった時に…

自分自身は一体、何をする物なのかと、最近、よく考えたりもする。

10年、20年先を考えて毎日を過ごしている訳ではなく、その辺りは自分自身が知る由も無いのだが、今一瞬、毎日毎日の積み重ねでしか無いと考えている。

失敗なんて沢山あるし、そればかりだけど、やれるべき、やるべき事にベストを尽くせていたら、それは本当に幸せな事だなと思う。

21:00 事務処理を終える。

日曜日夜の山田先生の一般部クラスには、佐久間一華さんが稽古に参加していた。

黙々と真面目にひたすら一生懸命に稽古をしていた。

彼女の最大の持ち味は、道場や空手を大好きな気持ちも勿論あるが、何よりも、純粋な心の持ち主であり、空手が彼女の人生で、意味のある物だという物になればと思うし、大好きな極真空手を一心不乱に継続していければ、必ず彼女の人生の糧になると感じる。

稽古前には、山田先生と道場と生徒達についての話をしながら。

一番に信頼している東大和道場の先生でもあり、山田先生は未だに常に鍛えて稽古を積み重ねていて、組手も現在も実際に強い。

湊さん、神代さんは土曜日の稽古で、これでもかと追い込み、日曜日は流石に休むようにと伝えてはいたが、山田先生、佐久間一華さんの稽古の様子に、パワーを貰えたし、良い光景だった。

2018/9/10