極真空手 東大和道場 木曜日一日。【少年部クラス・一般部クラス】【子供達への指導】【自分自身の空手】【一般部の仲間達】

16:30〜18:50 少年部クラスを指導。

物凄いヤル気と頑張りを見せてくれた彼ら。

中学生の佐久間一華さんも稽古に参加。(幼い子供達からも絶大な人気だが、彼女が来ると、幼年部の女の子達も安心する様子がよく分かる)

少年部クラス後には…

【何の為の空手の稽古か、自分に自信を付けていく物であり、皆が積み重ねている物は凄く尊い物だよ】

【振り幅は人それぞれ様々かも知れないし、誰にでもある感情かも知れないし、決して悪い事ばかりではないが、過剰に人を羨んだり、自分に劣等感を感じてしまったり、マイナスな感情になるのは良くはないし、皆は毎日素晴らしい稽古を沢山積み重ねていて、大切な居場所や仲間達がいたりが、凄く幸せな事だし、周りを見ない事、何が大切かを常に考えて、自分の積み重ねている物に自信を持ち、空手の積み重ねの中で、心と身体を磨いて鍛え続ける事】

そんな話を子供達へしながら。

他にも幾つもの話もしたかと思うが、空手を長く続けているうちに、本当の空手の意味や、継続する事の素晴らしさや、自分自身の積み重ねの末に起こる様々な感動、そこから何を得られるかを、彼らに教えてあげられたらと思う。

付け焼き刃では何にも響かないし、人に空手の技でも何でも教えようとするのなら、まずは5年間、10年間でも己の為にひたすら必死に空手を積み重ねが出来てからではないかとも思うが、まあそれは良い。

先ずは、そこが理解出来てからだと思う。

子供達の頑張りや笑顔を見ていたら、本当の意味での空手を理解させてあげたい気持ちにもなるし、試合の結果が全てでは何ら無いという事であり、日々の積み重ねの方が遥かに大切だからだ。

各道場の先生方も常に継続に関しての話をされるのは、そういった部分でもあると思う。

自分自身も毎日、多くの子供達に空手を指導してはいるけども、彼らに教えているのは継続する力や、彼らが成長していく中で様々な部分へと役立ち、生きる為に空手が生き甲斐になれたら更に良いし、更には確固たる自信を付けさせたい部分だから。

彼らが毎日、どれだけ素晴らしい事を積み重ねているのかを理解させてあげて、彼らの自信にさせてあげる事が先決だし、常にそれを考えながら空手の指導をしてもいる。

だから自分自身の勉強にもなるし、積み重ねにも繋がるし、幸せな事だなと感じる。

19:20〜22:20 自主トレ。(ミット、サンドバッグで追い込み稽古、3分×12ラウンド、打たせ稽古、ロープトレーニング、30秒×10セット、ウエイトトレーニング、補強(兎跳び)体幹、シャドー)

今の状態を感じ取りながら、チェックをしながら。

追い込み稽古は、今動き切れる限界値を目指しながら。

終了後、しばらく動けず。

夜の山田先生の一般部クラスには、多田将太朗君、神代さん、宮本朝延さんが稽古に参加していた。(20:00〜21:30)

山田先生の熱血指導の元で、全員が必死に頑張っていた。

多田将太朗君は、スパーリング、組手稽古では、昨日に引き続き高い集中力を保ちながら、幾つもの攻防動作の確認をしていた。

神代さんの心の強さと、その実直な人柄や、物事に対しての直向きさには本当に頭が下がる。

神代さんは、空手の稽古をする理由を【心の鍛錬】としていて、実際にそれを継続しながら、極真空手を生きる為の糧にしている方でもある。

本当の意味で強い人なのだなと、いつも感心させられる事ばかりだ。

先週土曜日の選手稽古で負っていた、肉離れの怪我を抱えながらも、誰にもそれを話さずに最後まで稽古をやり抜いていた。

宮本さんにとっても、深い意味のある稽古となっていると感じながら稽古を眺めていた。

稽古後、宮本さんと空手についての話をしながら。

まだまだ、これから更に強くなれる人だと思うし、宮本さんにとっての更なる意味のある物にして貰えたらと思いながら真剣に話をしながら。

東大和道場指導員の一人でもある、山田先生にしても、日々の自分自身の稽古を常に積み重ねながら生徒達へと空手を指導して下さっていて、東大和道場では壮年部のリーダー的な存在でありながら、仲間達を常に引っ張りながら皆にパワーを注いで下さっている方でもある。

今日の稽古に来ていた全員が10年、15年と極真空手を継続してきた上級者達となり、お互いを通じて、常に高め合える仲間達であれたらと思う。

様々な角度から、様々な事を観察して、皆を高めてあげられたらと思うし、皆を通じながらも多くの部分で、自分自身の勉強にもなり、何の為に空手を継続していくかが凄く重要だなと思い、全ての出来事に意味を持たせて、生徒達の空手の指導へと繋がる事も凄く大切だし、それが自分にとっても凄く幸せだなと。

小学校での勉強経験しか無く、中学生からは全くヤル気も無く、中学校もまともに通いもしていなければ、何も教養すら無かっただけに、尚更に生きる為の強さや、知性を高める事であったり、人を見抜く洞察力を本当に高めたいなと常に思い続けてもいる。

常に至らない事ばかりではあるにしても、それらの全てが自分自身にとっての空手の稽古であり、今の生き方でもあるからだと考えていられる事が何たる幸せな事かと。

いつまで出来るかすらも分からないし、様々な部分においての危機感は常にあるだけに尚更だ。

それだけに、魂を注ぎながら全力でやらなければと思う。

難しい事なんだけども。

23:30 マッサージを終えて、色々を済ませに。

27:00 事務仕事を中断して、とりあえず読書。

2019/4/4