極真空手 東大和道場 水曜日一日。【少年部クラス・一般部クラス】【パーソナル指導・大坪航君】【心】

14:40〜16:00 パーソナル指導。(大坪航君)

【多くを語り掛け、彼を引き上げる事、導く事】を、テーマに指導。

彼が今、どんな気持ちで何を考えているか、何が必要なのかが全て分かるし、確かな意味のある物にさせる事。(彼は少年部2クラスにも連続参加した)

16:05〜16:40 振替審査。【磯部秀太君(5級審査)・大塚海緒さん(9級審査)】

磯部秀太君、いつも頼りになるし、彼は真面目で男気もある。(小学4年生)(大塚海緒さんは小学2年生)

振替審査後は、エレクトーンの習い事に向かった秀太君。

聞けば、彼のピアノは弍段もの実力との事。(彼のエレクトーンやピアノを知る、道場生の女の子が、秀太君のピアノが物凄いと話してくれた)

驚いたけど、彼らしくて立派だし、カッコいいなと思う。

2人とも立派な審査内容だったし、問題なく合格を伝えたけど、彼らの成長ぶりと、しっかりとした様子や、日頃の指導が伝わっている事もとても嬉しかった。

ただ、空手の技が上手いという部分ではなくて。

子供達に空手を指導する上で、一番に大切にしている部分でもある。

【心の成長】

一人一人に、常に何かしらの課題を伝えて、彼らの心の成長を促進させていく事を心掛けている。

【自分自身の弱さや欠点と向き合う事】

この部分は、武道の一つでもあるという話を、子供達にはいつもしている。

100パーセントは有り得ないから、焦らずじっくりで良い。

成長のスピードは本当に個人差があるし、千差万別であって当たり前だから。

ただ、苦手な部分にずっと蓋をしたままではやはり良くない。

本人自身が、それに気付かないでいたままでいると、そこから先の成長が無いからで、そういう部分を多くの子供達にも指導している。

自分自身、様々な部分において、何も満足に出来ていない事ばかりで、彼らに話をする度に、常に自らに語り掛けて自問自答している部分もあり、苦しくなる事は沢山ある。

道場訓に関しては、その全てが立派な内容であり、それらの意味を知りながら言葉を発する事すら、気持ち的に憚られる瞬間ばかりで。

そこに少しでも近付いていけたらと、自分自身への戒めの気持ちでいる部分もある。

一つだけ自信を持っている事は、空手に対して経験してきた長い年月の積み重ねもその一つ。

今現在も、実践の組手試合に出場を続けていられる事も、凄く幸せな人生でしかないと思う。

いつかは終わりが来てしまう事に、不安や焦燥感があるのも事実だが、今を一生懸命にやる事の積み重ね。

空手での多くの経験や、長年、感じてきた感動を、少しでも解りやすく多くの子供達へ伝えたいと常に考えている。

【子供達に可能な限り、沢山の愛情を注ぐ事、空手を通じて多くの子供達へ、意味のある影響を与え続ける事】

それが今の毎日の楽しみの一つでもある。

更に向上する為に、常に様々な事を知り、勉強をしたいなと思う気持ちばかりでいる。

16:50〜19:20 少年部2クラスを指導。

多くの子供達の成長を感じられる事が、楽しいし幸せな事だなと思う。

2クラス目では、各自の課題としている動き、ディフェンス技術、今までに足りていなかった新たな蹴り技等に取り組ませながら。

皆、課題は様々だけど、上達している生徒達が沢山いる。

試合の結果だけが全てではないし、成績を納める為だけではなく。

人と比べない事。

先ずは自分自身と向き合う事が、とても大切で価値がある。

極真空手や、実践の勝負の世界では、他では知る事が出来ない大切な事を、たくさん学ぶ事が出来る。

生徒達は毎日、素晴らしい頑張りの積み重ねをしている。

各少年部クラスで、多くの話をしながら。

19:30〜22:00 一般部クラスを指導。

23:20 事務仕事をして終了。