16:30〜19:30少年部2クラスを指導。
最初のクラスでは基本稽古を中心に、後半は補強、フィジカル、ミット稽古まで。
基本稽古では、声を出す事がどれだけ大切で、何の為なのか、時に何の役に立つかを説明しながら。
皆、全力の気合いを入れながらイキイキとしていた。
【本物の強さについて】全員に考えて貰いながら、彼らの考える強さについての答えを聞きながら。
肉体的な強さ、空手での組手の強さも勿論だが、それよりも大切なのは、やはり心の成長であり、自分に厳しく出来る事も強さであり、だからこそ人にも優しくなれたり、自分に厳しくする事で、時には人にも厳しく物事を言えるし、自分の気持ちを伝えられる、尚且つ、今までに知らなかった事を学ぶ事も、仲間達を通じて何かを感じる事や、たくさん勉強をして頭を良くしていく事も、皆の強さに繋がっている、喧嘩が強いだけ、力が強いだけ、ただ空手が強いだけでは何の意味もないから、頭も賢くならないといけないし、自分の弱点を知り、欠点を直してなくしていく努力をする事。
そんな話しを皆にしながら。
いつも話している事ではあり、実際にはもっと更に深い部分での話しも沢山する。
2クラス目では、補強、フィジカル、ロープトレーニング、キックミットでの厳しい蹴り込み稽古を繰り返しながら。
一人一人と話しながら、彼らとの会話も楽しむ事。
大切な事であり、厳しい稽古をさせるだけでも勿論ダメで、彼らのその日の表情を隈無く観察して読み取る気持ちで、時には彼らの日頃のストレスに気付いて、よく話しをして解決させていく事も気にしながら。
勿論、伝わりきらない気持ちや、至らない事もあるし、100パーセントは有り得ないからこそ、自分自身にとっても、彼らとの時間は毎日の勉強ともなっている。
一人一人の性格も千差万別に違いがあり、成長のスピードも個人差がある為、長い目で見守るしかない場合も実際に沢山ある。
しかし、そんな中でもコツコツと道場に稽古に通っていると、彼らは様々な部分で良くなっていく事が本当に沢山ある。
また、そういう場にしていく事も自分自身の役割りでもある。
2019/1/30