極真空手 東大和道場 火曜日一日。【佐野先生・多田将太朗】《2018第50回全日本空手道選手権大会・第1期前売りチケット予約販売〆切りは9月19日(水)までとなります》

10:00~12:30 三茶にて朝練(組手稽古)、職員ミーティング。

テーマを持ちながら、組手稽古をする。

本気で素手で殴り合う朝練を毎週火曜日には、かれこれ10年以上を行ってきているかと思う。

佐野先生の左右の胴廻し○○蹴りは、一瞬たりとも気が抜けない。

何も考えずにいると、顔面や側頭部に素速く巻き付く丸太の様な蹴り技で、おそらくは呆気なく気絶をさせられるか、顎の骨を折る等、大きな怪我に繋がる危険な技が常に放たれる。

実践の組手試合でも、日頃の組手稽古でも、何人もの失神KOを目の前で何度も見てきているだけに絶対に気を抜く事はしない。

佐野先生がいまだにどれだけ強いかは、手合わせをしてみれば更に感じられるかと思う。

自分自身も素手で本気でぶつかれる事と、毎回のテーマに沿って、試合さながらの組手が出来る為、貴重な時間となっている。

16:45〜19:45 東大和道場にて少年部2クラスを指導。

自分自身の生徒では、多田将太朗君には既に、佐野先生のそれと同じ類の緊張感が伴い、自分自身、本気で手合わせが出来る生徒でもあり、彼は現役の一般の全日本選手でもある。

多田将太朗君、彼が何故…あの長時間を、ガチガチの組手稽古を繰り返せるのか…

【相手の攻撃をまともに貰わない、簡単に当てさせない】

素手で何発もの打撃を本気で叩いても…全く壊れる気配すら感じさせない佐野先生の様な頑強さでは無くて、多田将太朗君の場合は…

そのディフェンス能力が本当に秀逸であり。

相手の攻撃をまともに身体に貰わない技術と意識の高さも、とにかくズバ抜けて優れている。

彼と手合わせをすれば感じられるかと思うが、全ての技のラッキーパンチ的な攻撃以外には、先ずは、満足に気持ちよく攻撃を当てさせてくれる事は、限りなく無いかとも思う。

そうでなければ…あれだけのラウンド数を、大きな怪我をする事も無く、激しい組手稽古を繰り返す事は、なかなか出来ないかとも思うが、それも今の彼の強さの一つでもある。

そんな彼も今に至るまでの組手稽古では、さんざんに技を効かされ、時には倒され、苦しさ、悔しさを数え切れない程に味わってきたからこその、今の多田将太朗という選手であり、極真空手の若き逸材の一人でもある。

彼とは、中学2・3年生の頃からスパーリング、組手稽古では日々、手合わせをしてきた。

彼が高校生ワールドユース・エリート大会に出場する頃の、東大和道場での選手稽古の際の組手稽古では、彼は毎回必ずボディを効かされ、突き技では常に壁に押し込まれ、下段廻し蹴りでは倒され続けたりもした。

ただ…彼は倒され、技を効かされ続けても、必死に稽古場で手合わせをする相手に立ち向かい、実際に強くなり続けて来たし、自分を誤魔化して稽古を休んだり、厳しい稽古場に臨む事を本当に怠らなかった。

何かを問い掛ければ…必ず…『押忍!』

苦しくても辛くても、常に誰よりも最初に、必ず、『押忍!』と、発する生徒でもあり、今も昔も彼は本当にそのままだ。

言い訳や、マイナスな発言を本当に一切しないし、物事に対しての不平不満や、人の悪口を話した事はこの10年間、本当に一度も無いに等しい。

多田将太朗君とは、本当にそんな生徒でもある。

どんな形でも、どんな試合内容ともなり、どんな試合結果になろうとも…

一生懸命に、彼が勝とうとする為に本当に必死にやればそれで良いと思う。

10月末の秋に行われる【極真会館・2018第50回全日本空手道選手権大会】へと挑むにあたり、彼の人生の中で、極真空手の現役選手として辿った道が、悔いの残らない時間帯となり、後の彼の人生での貴重な宝物となれば、本当にそれが良いなと思う。

20:30~22:00 一般部クラスを指導。(多田将太朗君、内山由暁君、鈴木さんが稽古に参加)

■2018年10月27・28日(土・日)に開催される【極真会館・第50回全日本空手道選手権大会】

会場:武蔵野の森スポーツプラザ

■城西世田谷東支部・特別価格となる、第1期前売りチケット予約販売、申込み〆切りは、9月19日(水)までとなります。

■城西世田谷東支部からは、2017第6回全世界ウエイト制大会・中量級王者、大澤佳心(昭島)、金久保典幸(東大和)、多田将太朗(東大和)の3名が、一般男子・無差別級トーナメントとなる、第50回全日本空手道選手権大会へ出場します。

■2018一般女子全日本大会・無差別級には、永吉美優(東大和)が出場します。【2016一般女子全日本大会・無差別級王者】

※チケットお買い求めは、城西世田谷東支部・各分支部道場受付にて行っております。