彼らが、東大和道場に入会したのは昨年。
入門してからは週に5日は必ず、今現在は時に、週に7日は当たり前に稽古に来ている。(最近では2クラス連続参加可能としてあり、彼らも時に連続参加している)
小学6年生+40キロの部で、兄の藤澤万ノ亜君が優勝した。(3試合を全て本戦決着で優勝)
小学5年生+35キロの部で、弟の藤澤叶夢君が準優勝。(合計4試合を戦い抜き、決勝戦は東大和大和道場の山崎心音君と、白熱の同門決勝戦となった)
空手での彼らの事は一番よく分かる。
兄弟、組手スタイルも似ている部分もあるにはあるが、タイプが全然違う。
だけど、兄弟なだけに純粋さは瓜二つで、日々真面目に稽古に取り組みながら確実に成長している。
強くなっている。
兄の万ノ亜君の優勝も予想していた。
弟の叶夢君も確実に優勝戦線に絡むと予想はしていた。
極真空手を通じて、彼らに愛情を注げたらと思い、早くも一年が経過していた。
彼らの性格を熟知しているし、彼らの心身の成長を感じながら見守っている。
昨年、白帯からスタートした彼らは順調に成長していて、今現在は共に青帯になっている。
今大会の入賞実績により、彼らも来週からの【少年部選手Aクラス】に参加可能となる。(このクラスには時に、中高生達の先輩達も参加している)
長く続ける事。
彼らの人生に、必ず役立つ物となるはずだから。
俺がやれる間は、まだまだ多くの生徒達に極真空手の素晴らしさを伝える事と、出会う生徒達一人一人に、彼らの可能性を最大限に引き出す事を念頭に。