〈水曜日少年部最初のクラス〉
彼らと様々にコミュニケーションをとりながら。
学校の話やら沢山聞きながら。
【道場に来たら安心する】【空手の稽古が大好き】【空手に来ると時間が経つのが、本当にあっという間】だと話していた彼ら。
彼らは御世辞には、そういう事は言わない。
道場訓の意味を話しながら。
彼らに語り掛けながらも、自分自身に言い聞かせている様な感覚でいるばかりになるけど。
簡単には発せられない言葉と意味と、立派な内容ばかりが詰まっているから。
日々が、自分自身の修行と捉えていないと、彼らには接する事が出来ない。
勝負の世界に身を置ける事が、如何に幸せな事かと、つくづく感じる。
また自分自身には、そういう場が必要だなと24時間を常に考えているから。
本当に。
緊張や重圧と責任感を感じて生きられる事。
若い時期とは無論、意味も感じ方も全てがまるで異なる部分ではあるが。
今でしかない、今にしか味わえない感覚というか。
あと何回、何年、この感覚と気持ちを味わえるかと日々考えながら。
楽しかったり夢中で生きて来た、永遠に続けば良いのにと感じていた十代、二十代前半の頃の感覚にも似ているし、それらを既に通り越した後に、また似た感覚でい続けてきたというか、い続けていられているというか。
そんな感覚で日々を過ごせている気持ちもあり。
ただ、まだまだやれる状況にあるし、やると決めているし、やらないとバチが当たる。
先々の事を考えては生きてもいない為、一日一日、今が本当に全て。
〈以下、水曜日少年部2クラス目〉
一人一人全員の確かな成長を感じながら。
彼らの空手での様子は、自分自身が一番に敏感に感じ取りながらも、空手を通じてではありながらも、彼らに道案内が出来る事。
19:30〜22:00水曜日夜の一般部クラス。
2クラス連続で、石河ローレンス君、江口慶悟君のみが稽古に参加した。
礼法、立ち方、基本稽古全てを一時間みっちりと最初のクラスで。
2クラス目は、補強稽古、ミット稽古、フィジカル、更に補強稽古、ウエイトトレーニングまで。
【心身鍛錬、積み重ねと継続】の話をしながら。
真面目な青年達である為、空手が彼らの糧になり自信となる事を考えて。
2020/11/11