〈火曜日少年部最初のクラス〉
今日も、大いに審査の見極め。
全員のヤル気も素晴らしかったが、皆の成長ぶりの数々に舌を巻いた。
6人もの白帯幼年部達へと、同時に審査の用紙を渡す事が出来た。
勿論、今日だけでは全体の見極めも出来ない部分もあり、明日以降もじっくりと見ていく予定で。
幼年部からオレンジ帯になるまでに数年間を要する生徒もいれば、空手を始めてから数ヶ月で辿り着く生徒がいたりもあるが、年齢や個人差も凄く左右する為、成長の度合いやスピードを周りと比べたらいけなくて、周りと比べる意味がないという事を、日頃から子供達にもじっくり話をしている。
難なく先に進む場合にも、逆に長期間を我慢する時期を迎える事もあり、今度は後から他の仲間達が先へと進んでいく事もよくある事で。
最終的には自分自身と向き合って、今やるべき事は何かを、よく理解しなくてはいけなくなる為、結局は同じというか、地道に継続する事が本当に必要不可欠になる。
伸び悩む時期や停滞する時期は、本人達自身の気付きが大切になる為、焦らなくても良い事が沢山あったりする。
結局、地道に継続しつつ、本当の実力が備わる時期が来れば、気付けば帯の色は変わっていたりが本当にある物だから。
幼い後輩達も、年数を重ねてきた先輩達も同じ。
前向きにやるしかなくて、そういう物となる。
〈以下、火曜日少年部選手Aクラス〉
彼らとの時間と空間を楽しみながら。
彼らの全ての稽古は何もかもが、常に貴重な積み重ねの連続。
子供達の成長のスピードは、本当に速い。
心身共に。
それを目の当たりに出来る事が、自分自身にとっても凄く幸せな事でもあると思う。
2021/2/16