15:00〜17:00〈少年部昇級審査会〉
小杉龍煌君、秋庭仁君、小野晴輝君、大塚汐莉さん、丹羽虎徹君、勅使河原秀君、野津愛翔君、野津皆愛さん、赤堀涼香さん、飯島湊士君、儀保和香奈さん、磯井亮輔君、藤澤万ノ亜君、藤澤叶夢君、14名が受審した。
大塚汐莉ちゃん、驚く程に上手になっている。
彼ら一人一人の良いところを理解しているし、いざ全て言葉に出来る。
彼らの日々の稽古も含めてではあるが、今回の審査では子供達の大きな成長を感じさせられた。
審査という事で普段より緊張をしながらも、幼い生徒達の立ち方と気合いや返事も、幼年部初級の子供達とは思えないくらいにしっかりと立派に出来ていた。
初級の生徒達のみの審査となったが、帯が更に上の年上の先輩達にも見せてあげて、逆に見習わせてあげられるべき部分も沢山あり、今回の彼らの真剣な頑張りと直向きさが感じられる物だった。
極真空手とは実際に凄い物で、皆は日々それを当たり前に稽古の中で行っている訳だから、自信にしない手はないし、自信とならない訳がない。
彼らの自信を作り出す作業の繰り返しが、毎日の自分自身の仕事でもある。
多くの事を気付かせてあげる事を念頭に。
続けてくれさえすれば、更に確かな物へとさせていく事が出来る。
が故に、いつも話す事でもあるが、彼らが継続していく事が本当に重要となり必要となる。
簡単な理由で何となく空手を諦めてしまったり辞めてしまう事が一番勿体無い。
受け返し、スパーリングの対人稽古も行いながら。
全員を合格とした。
緊張の中、2時間を全力で稽古した彼ら。
とても疲れたみたい。
19:00〜22:00〈一般部選手稽古〉
金久保、多田将太朗君、星野悠久君の3名で稽古。
高校の期末テスト期間中も、走り込み等の自主トレをしっかりと続けて、体力を維持していた星野君だが、月曜日から稽古に復帰していた。
金曜日の夜、【明日は一般部の稽古(選手稽古)はありますか?】と、LINEをくれていた。
星野君には、高校生になってからと約束してはいたが、彼は長い間、金久保、多田君と共に土曜日の一般部選手クラスで、組手稽古が出来る様になるのをひたすら待ち侘びていたみたいだ。
今年4月から、高校3年生となる彼だが、2020年の年末には一般部での黒帯昇段審査にも無事に合格した。
時期が来た事で、昨年あたりから時々一緒に組手稽古をする様になった星野君だが、今後は一般選手権を目指して日々の稽古の積み重ねをしている。
多田君も、後輩の星野君が強くなってきている事を喜んでいた。
将来的には、支部を代表する若手選手の一人へと育って貰えたらと思う。(中学3年生の時には2018東日本青少年大会で優勝を獲得している)
彼の同期には少年部時代から、粒揃いの強者達ばかりが一緒に揃って切磋琢磨してきたが、黒帯へと辿り着いたのは、星野君の世代では現在のところ彼のみとなる。
沢山いた彼の学年の中で、現在も空手を続けているのは、星野悠久君、雨宮伶空君のみ。(雨宮伶空君は現在休会中)
まだもう暫くは、星野君の稽古相手になってあげられると思うが、俺自身が現役の間に間に合って良かった。
幼少期白帯の頃から接してきた彼が、黒帯を取得した後、ようやく本当のスタートラインへと辿り着いた。
3人で厳しい組手稽古を繰り返した。
貴重な時間と空間だという事と、今後の選手生活を視野に入れながら、しっかりと稽古を積み重ねて、更なる自信を身に付けていける様にと、星野君へと話しながら。
2021/3/6