今日から走り込みを再開。
昨日の疲れがいくらかあるもの、体が軽い。
ランニング後、ダッシュを繰り返し汗を流す。
シャワー浴びて、ストレッチしてから東大和へ。
18:00〜19:20〈月曜日少年部クラス指導〉
連休明けの彼らとの会話と空間を楽しみながら。
夏休みの彼らの様子を聞きながら。
夏休み一週間目の子供達。
皆、少し体が重そうだったけど終始、道場と空手の稽古を本当に楽しんでくれた子供達。
【極真空手を通じて得られる物】について。
大事な話を沢山した。
クラス稽古後は、高学年、中学生達が道場を綺麗に掃除してくれた。(中には率先して掃除をしてくれる、低学年の生徒達もいる)
そして稽古が終わる頃、有馬悠翔君(高校一年生)が、挨拶がてら道場に顔を見せに来てくれた。
久しぶりに会いに来てくれた彼は、凄く身長が伸びていたし、まだまだ更に伸びる様子も感じた。(既に170センチをすっかり超えていた)
あと、以前よりも更に声変わりをしていたのと、イケメン度も増していた。
きちんと目を見て話す言葉も凄くしっかりとしているし、幼い頃からの素直なままの彼ではあるが、とても逞しくなっていた。
彼の妹の悠葵ちゃんと、お母さんも一緒に道場に来てくれた事も嬉しかった。
悠翔君が4歳で、当時一番幼かった彼は道場に来ると、とにかく不安そうにいつも常に泣いていた。
大声で泣いたり、騒いで周りに迷惑を掛けたりという事は一切無かったけど、皆と一緒に空手の稽古が出来る様になるまでには時間が掛かった記憶があり、ずっと不安そうに、お母さんに終始抱きついて稽古を見学をしてたりではいたものの、最初は怖がって遊びでも混ざれなかった【タッチ鬼】が、ある時にふと出来る様になり、先ずは先輩達との交流を楽しむ所から、本当に少しずつ少しずつ、道場で自信の積み重ねをしていった生徒の一人で、後々には数え切れない程の組手試合を経験しながらも、各大会で徐々に試合実績も積み重ねて、やがて国際大会にも出場するまでへと成長をしていったのが有馬悠翔君。
逞しく成長している今現在の彼は、高校ではラグビー部に入部して日々頑張っているという話を聞かせてくれた。
高校に進学する際に一区切りとして、空手を退会していた彼だが、今も時々、LINEで連絡をくれたりもする。
彼ら三兄弟が自宅で使用していた、ビッグミットや、稽古や試合で長年使用したヘッドガードの防具等を、今の東大和道場の後輩達の稽古用の為にと、道場に寄付をしに来てくれた。
彼らが沢山練習したと思われる、ビッグミットを見て感じる気持ちがあった。
彼らの歴史が詰まっていたから。
あのビッグミットは、後輩達が凄く喜ぶと思う。
悠翔君の、少年部時代の【面付きヘッドガード】中高生が使用する【面無しヘッドガード】を見ると、空手での彼の成長や努力と、俺自身と彼との、空手での関わりが思い出された…(大事に保管しておきたいくらいの気持ちというか)
東大和道場を引き継いだ時に、当時の生徒達の中でも一番幼かった彼に、極真空手の素晴らしさと勝負の厳しさと尊さと、そこに挑む為の努力を積み重ねる事の楽しさを、悠翔君に感じさせる事が出来たと思うから。
22:00補強、ウエイトトレーニングして終了。
一週間、疲労を抜いていた為、ウエイトトレーニングは全身やった。
やっぱり最高だな。
トレーニングも稽古も試合も、まさに仕事の一部分だから。
この年齢になり、今の気持ちでいられる事への感謝の気持ちを忘れない事。
2021/7/26