2022/8/20。【土曜日少年部クラス】【極真空手/東大和道場】【一般部選手稽古】自分自身の存在価値】

〈土曜日少年部最初のクラス〉

基本稽古からしっかりと積み重ねた。

幼い後輩の為に、先輩達が真剣にリードしてくれた。

〈以下、土曜日少年部2クラス目〉

中高生達も稽古に参加した。

幼少期から積み重ねてきている、煤賀瑛心君は順調に伸びているし、返事や話の聞き方やらも以前よりも良くなってきている。

日々の絶対的な稽古量から来る確かな強さが身に付いてきている、大舘杏紀さん。

稽古は常に審査の見極めも兼ねてある。

3歳になったばかりの時から、極真空手を始めている彼は、日々逞しくなりながら先輩達と一緒に空手を頑張っている。(現在5歳だが初出場した支部内交流試合では準優勝していて、10月には茨城県大会のチャレンジカップにもエントリーしている)

清大君や南羽さんの、良い所は全て理解している。

空手の技量に関しても共に凄く上達している。

受け返し、スパーリング、組手稽古を中心に。

男子達にも女子達にも大事な話をしながら。

空手を通じて、道場稽古を通じて、仲間達を通じて、彼らは積み重ねるほどに常に良くなっていく場でしかない。

相手の事を真剣に考えた上で、じっくり語り掛けていく事が凄く大切になる。

ただ、日々、心身共に鍛えている子供達は、語り掛けが浸透していくスピードや、本人達の理解力も心への響き方も、そういう物の経験がない状態の子供達とは本当に明らかに違う物だ。

だけど、まだまだ子供達ではあるから、やはり継続していく事が一番重要にはなる。

少年部クラス後…

長年よく知る、星野さんが一人で道場に挨拶に来て下さった。

星野さんの真剣な思いと覚悟が伝わってきた。

【本当に大丈夫なんですか?】と、何度も聞き返してしまったが…

星野さん御自身が愛情を注がれ続けたからこそ、息子の悠久君は長年、真っ直ぐに極真空手の稽古に打ち込みながら数々の組手試合にも挑戦し続けて経験を積み重ね、日々の厳しい稽古にも耐え抜いて、極真空手の黒帯を取得出来た事も本当に間違いない。

星野さん親子の関係性や、そういう部分をずっと見てきたからこそ、驚きもあったものの、星野さんの気持ちに共感する事が出来たし、応援したいなという気持ちになり、むしろ身の引き締まる感情になったのが素直な気持ちだった。

〈土曜日一般部選手稽古〉

金久保、湊さん、神代さん、中城さん、多田君で稽古。

組手稽古は全員が、2分×40ラウンド近くは行ったかと思う。

神代さん、湊さん、まさに心身鍛錬を積み重ねている事と、それぞれの集中力や気迫を感じた。

9月から年末までに、3大会の組手試合を控えている、中城さん。

本当に応援している。

打撃の組手稽古後は、グラップリング稽古まで。(打撃、投げ技、締めと寝技を含めた総合スパーリング)

金久保、中城さんでじっくりと。

その後は更に補強稽古をして終了とした。

【稽古前には本当に気が重くて、緊張で話も出来ないくらいだったんですが、稽古が無事に終わり、ようやく普通に話しをする事が出来ました…】と、染み染みと語ってくれた中城さん。

それだけ真剣な物で簡単な物ではなく、尊い物だという証拠。

【皆そうなる物だし、僕もいつもそうですよ】と、中城さんに言葉を返した。

共に稽古を積み重ねている者達や、日頃から関わっている生徒達や仲間達が、俺自身を理解してくれていたらそれで良いし、長い間、日々、積み重ねてきた自分の空手が、少しでも何か人の役に立てれば良い。

いつもながら、言葉にするには難しい程に充実感を感じる事が出来た。

仲間達に感謝。