2023/2/7。②【火曜日少年部クラス/一般部クラス】【極真空手/金久保典幸】【田村悦宏師範との会話】

〈火曜日少年部最初のクラス〉

土曜日の関東大会出場選手達の追い込み稽古を中心に。

仕上げの稽古として。

日曜日に支部内交流試合で試合をしてきた、低学年の女子達も頑張っていた。

2年生女子初級の部で初出場で準優勝した、横地ゆいちゃん。

空手歴はまだ8ヶ月弱。

集中力が高くヤル気もある。

この日、彼女の足の裏に刺さっていた棘を綺麗に抜く事が出来て良かった。

深い場所に刺さっていたから、けっこう手こずったんだが、針でほじりながらピンセットで抜いた。(スッキリしたみたいで、この後の選手Aクラスまで彼女はみっちりと稽古した)

同じく前日の支部内交流試合で、惜しくも敗れてしまったが、立派な戦いぶりで健闘した、小林乃唯ちゃん。

着実に実力は増しているだけに、彼女もいずれ必ず強くなるはずだ。

男子達も必死に頑張った。

【◯ー◯◯ーを◯◯え】で、全員で追い込んだ。

儀保和香奈さんの盾を渡して。

〈以下、火曜日少年部選手Aクラス〉

少年部選手Aクラスでも、今週土曜日の関東大会に向けて。

出場予定の生徒達。

女子も男子も厳しい稽古を全員が頑張った。

足の裏の棘が抜けて元気になった、ゆいちゃん。

初出場の組手試合で準優勝を遂げて、選手Aクラスにも初参加した。

同年代の先輩でもある、儀保和香奈さんに追い付いて貰いたい。

藤澤叶夢君、大舘杏紀さんも、組手稽古で激しく打ち合っていた。(二人共に土曜日の関東大会に出場予定)

先日の支部内交流試合で、2年生男子初級の部で第3位に入賞した、原大雅君。

彼も火曜日少年部選手Aクラスに、初参加となった。

コロナ禍始まりから数年間を経て、組手試合での入賞実績を残した生徒達がだいぶ増えた。

〈火曜日一般部クラス〉

神代さん、湊さん、多田君、宮崎君、小俣さん、石河ローレンス君、江口慶悟君、大舘杏紀さん、松川恭士君、藤澤叶夢君、和気清大君、煤賀南羽さんが稽古に参加した。

黒帯指導員の多田将太朗先輩と手合わせをする、中高生の後輩達。

一般部黒帯の神代さん、湊さんは、常に若者達や後輩達の良き見本となる先輩達だ。

関東大会に出場予定の神代さん、宮崎君、必死の追い込み稽古を積み重ねていた。

小俣さんもイキイキと稽古を積み重ねていたのが印象的。

昨年、昭島道場から東大和道場に移籍してきた小俣さんも、すっかり慣れて道場や仲間達に馴染んでくれた事が嬉しい。

高校生の石河ローレンス君、江口慶悟君。

二人とも高校卒業後の進路が決まり、本当に良かったなと思う。

彼らは同じ高校の同学年であり、二人は同じクラスとの事。

この日も夕方の少年部クラスから、夜の一般部クラスまで稽古に参加した、和気清大君、煤賀南羽さん。(小学6年生達)

一般部クラスに参加する様になり、既に精神面にも変化が見られる彼ら。

二人とも、返事や気合いや挨拶も立派だ。

少年部クラスから一般部クラスに移行すると、子供達には確実に変化が表れる物だから。

ラストは全員で、補強稽古をして終了した。

極真空手の稽古は、続ければ続ける程に、その価値や有り難みと意味が徐々に理解出来るようにもなる。

そこは俺自身も本当に染み染みと感じてきた部分だし、感謝しても仕切れない部分だ。

一度でも道を間違えたり、遠回りしたりをしてしまうと、本当に…なかなか一般社会で認められるまでに更生という形へと馴染める事が出来る程、単純ではなく、また本当に甘い物ではなくて、それこそ一生を掛けて理解していく物になると、常にそれを感じながら時に新たな失敗も繰り返しながら、本当に思い知らされてきた部分であり、極真空手と多くの人々との出会いには、今更だが本当に感謝しても、しきれない物ばかりが実際にある。

だけど、その部分て本当に一生続く物で、弱さや誘惑や間違いを知る人間程、その部分を身に染みて知ってもいて、結局は一生、自分自身と向き合っていく物でしかないという事を、本当に嫌という程知っていて理解もしている。

先日、俺の十代の頃の話を質問をして下さった方々がいたが、興味や気持ちを向けて下さった事もとても嬉しかったけど、俺の十代の頃や、二十代の前半を含めても、未成年から成人してからの失敗談を何となく笑い話では、とても人には話せないとは思うし、その場が楽しく笑い話にはなれない。

何故、今、生きていられて多くの子供達や大人達から、曲がりなりにも【先生】と呼んで貰えている事すらが、自分自身にしたら烏滸がましい気持ちで日々を生きている。

ただ、空手には何も嘘は付けないし、その時の全てが常に浮き彫りになり、常に自分自身と向き合う事が出来る。

そんな物が、どこを何を探してもこれまでも、この先も他に何も無いとは思う。

一般部クラス後の掃除後、皆が帰宅してから、多田君と週末の打ち合わせや、他、多くの話をしながら。

彼が近くにいてくれる事には、長年、本当に言葉に仕切れない程の感謝の気持ちがある。

2023/2/7

2月8日、水曜日夜…

極真会館/湘南支部の田村悦宏師範から、お電話を頂いた。

師範から、深い御話とアドバイスを沢山聞かせて頂いた。

極真会館の偉大な師範であり、身の引き締まる思いだった。

田村師範の極真空手への信念や情熱を感じ取る事が出来、何たる幸せな事かと、田村師範の御言葉を何も聞き逃すまいと必死だった。

日頃、試合会場でお会いする際に師範からお話を頂く事はあるものの、直接、電話でお話をしたのは、約30年近くの間に今日が2回目になる。

凄く優しい方で、極真空手や現役選手達に対する、熱いお気持ちが凄く伝わってくる話し方をされる師範だと感じる。

田村師範のお話を直接、お聞き出来た事は本物の財産で、極真空手を続けてこなければ、そんな事はあり得なかった訳で、こういう感情が心の財産になる。