2023/4/24。【月曜日少年部クラス/掃除編】【3年ぶりに…】

夕方、なんと3年ぶりに飯島伊織君が道場に来てくれた。

高校一年生になった彼は、凄く大人っぽく成長していて最初、誰だか本当に分からなかった。

幼少期から6年間、東大和道場で極真空手を続けた彼は中学生になり、勉強や部活動を迎えるにあたり一区切りとして空手を退会していたが、本人の意思でまた極真空手を再開したいという事で道場に挨拶に来てくれた。

一緒に来て下さったお母さんからも、お話を聞かせて頂いた。

とても嬉しい内容ばかりを聞かせて下さった。

伊織君は近々、東大和道場に再入会となる。

今日3年ぶりに再会した彼は、驚くほどしっかりとしていて常にハキハキと話せるし、礼儀正しい様子は昔の彼のままだった。

まだ16歳の年代だと思うが、あれだけきちんと大人と話が出来るのも本当に立派だと思う。

なかなか出来ない年頃なだけに、ワクワクさせられた。

彼の幼少期からの6年間を思い返してみると、今の彼の誠実な様子も、まさに当たり前だなという答えに行き着く。

誠実さと真面目に勝る物は無しというか。

今日の少年部クラスで、飯島伊織君が来た話をすると、当時一緒に稽古を積み重ねていた後輩の煤賀南羽さんが、直ぐに伊織先輩を思い出していた。

〈以下、月曜日少年部クラス〉

原大雅君の5月14日の支部内型交流試合に向けて。

全員で反復。

皆で、極真会館の型動画を見ながら修正をしながら反復稽古とした。

後半は、フィジカルトレーニングとミット稽古で追い込みとした。

みんなイキイキとしていた。

中学生の瑠己君、先日の支部内組手交流試合では初出場ながら準優勝。

しっかりと稽古を積み重ねられる生徒なだけに、着実に実力を増しているのが分かる。

楓太君に新しい帯と認定状を渡せた。

彼も先日の支部内組手試合に初チャレンジした。

とても良い試合だった。

楽しかったみたいで【組手試合に出て良かった】と、話していた楓太君。

彼にとっても極真空手の稽古は必ず役立つ物になる。

少年部クラス終了後は皆で道場を掃除。

月曜日は特に道場全体の掃除も、彼らの大事な稽古の一つとしている。

零士君のきちんとした雑巾掛けの様子に凄く感心した。

【零士、本当に素晴らしいね!】と、彼に声掛けしながら。

湊斗君にも同じく。

彼も日頃から本当に真面目な生徒の一人であり、いつも空手の所作の一つ一つが凄く丁寧で常に心が籠もっている。

掃除のやり方一つにしても、彼らの今の性格が全て表れる。

雑巾掛けの際には全員が中腰の姿勢で、雑巾掛けをするのが道場での床拭きとしてある。(床に膝を付いて雑巾掛けはしないの意)

幼年部や小学低学年の子供達が、道場を隈無く雑巾掛けする姿はまさに心身鍛錬にもなる。

零士君は中腰の状態で、息切れするくらいに床を丁寧に一生懸命に雑巾掛けをしていて、汚れた雑巾を洗い場で丁寧に濯ぎながら、その雑巾を力一杯絞っていたのが印象的。

以前よりも確実に、力強く雑巾を絞れる様になっていた。

彼は疲れるとかサボるとか、楽をするとかを考えていない。

まだ幼いだけに、中腰の状態で広い道場を丁寧に雑巾掛けする事が疲れるから膝を付いてやろうとかを考えてもいないだけかも知れないが、彼は真面目な性格だし、言われた事をきちんとやっているのだなとも思う。

何とも健気な様子で、微笑ましい気持ちにさせられて【本当に素晴らしいね!】と、何度も声掛けをした。