少年部では審査の見極めと今日は総合的なメニュー、重点を置いたのは、2クラス目での「勝つため」の組手技術。
子供達は順応性に富んでいるので やらせた動きを直ぐに物にしていきます。
相手を撹乱する為の、実際に自分が使うテクニックを以前から指導して来ましたが、だいぶ皆に馴染んで来ています。
そして驚異的なスタミナと、元気ぶりが子供達の魅力でもあります。
怪我をしないように効率よくテクニックを磨く事がテーマでした。
最後は組みたい人同士でガチンコのスパーリングも繰り返しました。
皆今日も頑張りました。
審査用紙を数人に渡しました。
きちんと課題をクリアしようと自主トレに励んでくる生徒はみると直ぐに解ります。
黄色帯のK君は型をきちんと稽古してきて、「中足」や「足刀」が上手になっていました。
後は24回の腕立て伏せをしっかり出来るようになれば黄色帯の一本線になれます。
頑張ろう。
自分自身もそうではありましたが、やはり課題を克服する為には道場以外でも自主トレをしないと出来るようにはなりませんでした。
子供達にとって道場は強くなる為や、礼儀や人間関係、思いやりの気持ちを学ぶ場でもある事と、強くなる為に、上手くなる為に普段の稽古や、自主トレをしてきた確認の場でもあると自分は思います。
基本稽古も自宅できちんと反復してきた白帯のKちゃん、最近の稽古での様子と確実に上達していたので審査用紙を渡しました。
3級と2級審査を目指すS君兄弟も先日、型のDVDを購入して頑張る意気込みを知らせてくれました。
彼らは審査項目の試合実績は既にクリアしています。
本当にエネルギーに溢れた生徒達ですが彼らが道場に来ると空気が更に明るくなります。
彼らは素直なのはもちろんですが 組手が実際に強いという事もやはり魅力です。
上級者達なので技や、型も帯に見合った実力になって貰いたいので、型のDVDを購入して道場の稽古以外でも技を研究する事を先日進めました。
元々、集中力の高い生徒達なので今後も更に変化していくと思います。
自分が東大和道場へ来た時に初めてみた生徒達の基本稽古や移動技も型も今とは別物でした。
基本的な部分も細かい部分から修正していきました。
今では各帯ごとの実力や審査の技も徹底しています。
帯が変わるのは時間が経てばでもなく、技をクリアしたからでもないと自分は考えています。
一番大事に考えているのは例え「空手が下手でも良いし組手が弱くても良い…ただ、普段の稽古を一生懸命やる姿勢や、努力や、向上する気持ちがあるか?」子供達には普段の様子や礼儀の部分、思いやりの部分をみています。
続けていて意味のない物ならやるべきではないですが、極真空手は続けていく価値があります。
そして今の東大和道場にいたら間違いなく空手が強くなる物を指導する自信も自分にはあります。
皆が空手を好きで全員に頑張って貰いたいなと思います。
皆まだまだこれから。
全員で頑張ろう。