今日は久しぶりに黒帯のG君も来てくれました。
相変わらず 素晴らしい動きでした。
普段は素直で優しい青年なのですが、空手のセンスは抜群です。
長く続けて メンタルの部分で一般選手として覚醒し始めたら、凄い選手になると思います。
そして茶色帯のR君。
小さな身体ながら気持ちの強さ、コツコツ諦めずに稽古を続ける、ひた向きさは道場でもピカ一です。
緑帯のAさんも、3時間ひたすら頑張りました。
空手が大好きな彼女ですが確実に進歩を繰り返しています。
こないだの試合での課題を克服しようとしている気持ちが伝わってきます。
そして黒帯のMさんは連日の6時間の部活でのハードな稽古を終えて必ず道場稽古に来ます。
自分も彼女の表情を観れば疲れているのか、体調が悪いのかすぐに解ります。
昨日もハードな1日と空手の稽古を追い込んで、今日も普通に来てくれました。
今日は休めばいいのに…と自分も考えてしまいますが、彼女が目指しているのは4月の国際大会での世界2連覇なんです。
これくらい強い気持ちの持ち主でなければ長年続いていないですし、連日の学校の勉強や、長時間の部活の後に稽古に来ないと思います。
中学一年生の女の子ですし、精神的にも一杯一杯なんだと思いましたが彼女は 必ずやります。
自分も昨日の稽古の内容とのバランスを考えて、心を鬼にして黒帯のG君との組手をやらせました。
それ以外にも大人の方々が沢山来てくれています。
皆さんは仕事を持ちながら 1日働いてから稽古に来ています。
大人はそれが 当たり前です。
自分も長年 引っ越し業務や、飲食店の肉体労働をして12時間以上、休憩無しで立ち仕事をした後に食事をかき込んで、10分間 仮眠をしたり、寝ないでそのまま三軒茶屋道場まで稽古に通っていた時期もありました。
様々な仕事を数えきれない程やりましたが、全ては今の為でもあり、空手の選手としての為でありました。
自分が空手を教えて頂いた師範がよく話していたのは、【道場に来たら皆、条件は同じ】という教えでした。
どんな状況でも、精一杯集中して必死で稽古をする事。
それが極真空手の世界であり、勝負の世界でもあると自分は思います。
今日の2クラス目では久しぶりにKさんや、Tさんが来てくれました。
Kさんは かなり久しぶりでしたので嬉しかったです。
大人達も必死に頑張っていました。
楽しそうでした。