自分が試合に出るのは それなりの意味があります。
生徒達と同じ大会があり、それに一緒に出場出きる条件があり それに向けて今回は出場しました。
それにあたり、山田先生、荒木竜太郎君、多田将太朗君、馬場さん、小柳さんと事前に念密な打ち合わせをして 生徒達のセコンドやら 事前にやるべき事を全て考えて皆に協力して貰いました。
自分には一人だけ荒木銀次君を専属のセコンドとして残しました、彼にとっても全てが経験と勉強になる物と考えた部分もありましたし、決して全て自分自身が満たされる状況では無かったです、もちろん生徒ですから有り難くも感謝の気持ちもあり、信頼関係もあります。
自分の専属のセコンドとして彼を付けたのはそれは当たり前の事です。
自分も弱いながらに命を懸けて試合に挑んでいますし、少年部の皆が既にそこまでの経験に達していて、それを必要ならまた話は別です。
そこには 男としての生き方や、道場や生徒達を思って皆を奮い立たせて、道場の活性化の為と考えて一般選手権での若い選手達と同じ舞台で戦って日頃の成果と自分を試す気持ちがあります。
道場を疎かにして自分の事だけを考えているようなら今の仕事は出来ません。
生徒達が自分の試合を見て嫌がるでしょうか。
自分はもしも、自分が一生懸命戦って、同じ舞台で生徒達が一生懸命戦っていたら こんなに嬉しい事はありません。
自分は試合に出るにも 道場を纏めるにも信念を持って毎日を過ごしています。
勝負の世界や、男の世界はそんなに 単純な物ではありません。
自分が試合に出ないで 生徒達のセコンドだけに徹している方が皆の気持ちに変化があるなら 最初からそうしていますし、現在の自分には自分のやり方や、カラーがあります。
生徒達には自分が知る限りの愛情で空手を伝えていきたいです。
自分にはそれだけの裏付けがあり、意味のない物なら やらなくていいと考えています。
それくらいの気持ちでいますし、それくらいで良いと考えていますし それだけ指導も生徒達へも真剣に取り組んでいます。
そうでなければ自らの稽古も続かないですし 皆に色々伝わらないと考えています。