戦う心理。

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昨日、今日とバレンタインの贈り物を沢山頂きました。

有り難うございました。

今日は小林先生が休みの為、幼年部の指導に入りましたが稽古前には、『自主トレをしてきた!』と白帯のKちゃんとJ君が柔軟体操をみせてくれました。

基本稽古も少しずつ覚えてきています。

全てきちんとした基本稽古の技と名前を覚えて、腕立て伏せの回数をクリアしたら審査を受けて貰います。

今日も少年部では厳しく審査の見極めをしました。

本当にきちんとした実力に伴った帯にさせてあげたいので一人一人にやるべき部分を指導しています。

今日も厳しい見極めの中で、今日は3名だけに審査の用紙を渡しました。

どうしたら 帯が上がる為に、皆がヤル気になるのかを 考えながら指導していました。

頑張りましょう。

自分も昨日から稽古を再開しました。

試合を考えると、すでにもう戦いたい心境になります。

生徒達と同じ場所で、一緒に戦う一体感がたまらなく好きです。

自分も試合前は怖くて仕方ないんです。

子供達が同じ場所で堂々と戦ったんだなと思うと勇気が湧きました。

怖い気持ちの中には負けたくないという気持ちと、絶対に勝ちたいという気持ちから来るプレッシャーがあるにすぎないのですが、痛みが嫌だなという怖さは空手の試合に関しては自分はありません。

負ける怖さが一番嫌です。

延長戦に入ったり、延長戦を再度繰り返すと、もう諦めてしまいたい弱い自分と、本当の自分の姿や本質的な部分の性格が現れます。

【何故ここで、もっといかない!】と心の中で自分に問いかけたり、相手が強くて苦しい時には【もしかしたら、ここで倒されるかも知れない…でも勝ちたい…】という気持ちになります。

ただ、どんなに苦しい瞬間でも【試合が始まれば俺は絶対に諦めないな】という自分が心の中にいます。

もしも自分を信じられなくなり、勝負を捨てたりする時が来たら自分は選手を引退します。

弱い自分と向き合う事が表裏一体なのが勝負の世界であると自分は思います。

試合での苦しい瞬間に、【一秒間でも長く休みたい…】という心境になりますが 絶対に勝ちたいという気持ちの方がはるかに大きいです。

自分は弱いので 試合中もまだまだ甘い部分が本当に沢山あります。

ですが そんな空間や心境を味わい、努力して一度でも人に勝つ喜びを味わうと辞められなくなります。

そんな心境を言葉には現せられないかも知れないですが、空手が好きで強くなりたくて試合に出たいと思う子供達は皆、同じ気持ちを感じているのではないでしょうか。

勝負の世界は尊くて本当に素晴らしい物だと自分は思います。

幸せです。